姫路観光の見所・ポイントを徹底的に解説しています。姫路城だけでなく姫路に来た際に役に立つ周辺情報もご紹介しています。

白鷺城も年季を積み南面ビューで経年変化の変貌が比較可能(天守地味に黒ずむ、急げ)

   

グランドオープン当初は「白すぎ城」などと揶揄された「白鷺城」ですが、
グランドオープンから既に2年8カ月が経過し、大天守は次第に落ち着いた色合いに変化してきています。
こうした経年変化は刻一刻と進み、姫路城の表情を変えていきます。
2017年12月現在は、三の丸広場に入ってすぐのベストビューから、
工事風景が入り込むことも少なく、大天守と櫓の経年変化が一目で比べられる時期になっています。
今の姫路城は今しか見れない。それを感じられるいい時期なのではないでしょうか。

 

白鷺城も年季を積んで、少しずつ灰色になってきています

2017年12月現在、姫路城は晴れた日でもこんな感じに見えます。

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2017/12 現在・白鷺城黒ずむ

 

冬の光ですので、低い太陽からの日差しになり光が弱く暗く映りがちではありますが、
条件の違いだけではなく、目に見えて屋根漆喰の色が部分部分で黒ずんできているのが分かります。

逆に寄ってみるとよくわからなくなるかもしれませんので、
上の写真を併せて見てもらえると分かりやすいと思います。

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よく見ると色の変化が見えます・白鷺城黒ずむ

 

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経年変化は修復の歴史、南面ビューは経過年数の違いが比較できるタイミングに

姫路城では常にどこかで修復が行われており、
修復中の覆いなどが一緒に写りこむ時期が長くあったりしてタイミングが非常に重要です。

2017年12月現在は、姫路城の東側「帯の櫓」周辺の修復が行われています。

姫路城の南・三の丸広場からは少しだけ工事風景が写りますが、
概ねのところはオールクリアのビューで楽しめます。

オールクリアの今は櫓や天守などの修復遍歴を一気に比較出来て面白いと思います。

さて、では南面から各櫓の前回修復からの経過年数を見てみましょう。

屋根の漆喰が黒くなり、屋根全体が黒くなっている櫓や小天守と、
直前(平成29年3月)に修復を終えた「リの一渡櫓、リの二渡櫓」の屋根と比較すると一目瞭然です。

まだまだ白いように思えていた大天守でさえ、やっぱり黒いなぁ・・・と思ってきます。

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大天守周辺の修復歴(抜粋)・白鷺城黒ずむ

 

この「リの一渡櫓、リの二渡櫓」はグランドオープン前には当然修復をまだ受けていませんでした。

その為、その頃には黒く傷んだ屋根の状態にありました。
この頃の屋根漆喰は「リの一渡櫓」で25年、「リの二渡櫓」で32年が経過していました。

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修復中の頃のリの一、二渡櫓・白鷺城黒ずむ

 

こうして見ていくと、南面ビューだけでもかなり修復から時間の経過した櫓や、
天守などが一挙に見え、比較することができます。

なんとなくわー!綺麗!と通り過ぎる三の丸広場ですが、
屋根の色を比較するだけでも、大天守が思ったよりも黒くなっていることが実感できます。

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大天守周辺の修復歴(全体)・白鷺城黒ずむ

 

やっぱり2014年がお勧めしたかった最盛期の白鷺城

当サイトでは2014年から、今がおすすめ!とご紹介をしていました。

やっとその頃の白さが、大変貴重であったのだと言う事が実感できるようになってきています。
次に、あの白さが見られるのは・・・50年後と言われています。(大天守の大規模修繕は50年前後周期)

しかし、グランドオープンが2015年3月なのに、なぜ2014年なのか?と思われるかもしれません。
それは、平成の大修復が行われ、素屋根が完全に取れたのが、2014年5月~6月頃なのです。

それから徐々に覆いが取れて、2014年6月でこの状態でした。
天候は曇りで光も強くない天空光のもとで、この白さでした。

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グランドオープン9か月前・白鷺城黒ずむ

 

同じく2014年の夏の強い日差しではこのくらいの鮮やかさでしたので、
姫路城が眩しいと感じる位に白かったのです。
※右上比較の天守は12月冬の光ですので、純粋に比較はできませんが全体的にグレーになっているのが分かります。

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グランドオープン6か月前・白鷺城黒ずむ

 

2017年の夏の日差しではまだまだ白い感は感じられていましたが、
2017年の冬はどことなく一気に黒さが増したように感じます。
※カビは秋冬の漆喰が乾きにくい季節に増えると聞きます。(特に北面は劣化が早いとも)

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2017年8月(夏の日差し)・白鷺城黒ずむ

 

いきなり、2017年の冬と比較しましたが、
2014年からグランドオープンまでの白さを少しご紹介しておきます。

2014年9月のまだ夏の日差しが残る頃の女坂からの斜め天守です。
斜め下から天守を見た時には、瓦が完全に漆喰に隠され、屋根全体が真っ白にさえ見えていました。

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斜めから見ると真っ白に・白鷺城黒ずむ

 

そして、グランドオープン直前の姫路城天守です。
素屋根解体から1年弱が経過した頃です。

姫路城管理事務所の改修担当の方々も、素屋根解体からグランドオープンまで1年近くあり、
越冬することもあり、屋根が黒ずまないかと心配をされていたようですが、
なんとかグランドオープンでは真っ白に保たれた姫路城を楽しむことができました。

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グランドオープン直前・白鷺城黒ずむ

 

それからグランドオープン前日のブルーインパルス祝賀飛行が行われ、
快晴の中、白く輝く姫路城がとても鮮やかに復活を果たしました。

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グランドオープン前日・白鷺城黒ずむ

 

それでも、グランドオープン1年後の2016年には、
よく見ると屋根の漆喰に黒いカビのようなものがはっきりわかるようになってきていました。

2015年時点でも雨だれが出てきているのが分かるほどです。

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□2015/03□:天守5階屋根拡大

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■2016/03■:天守5階屋根拡大

 

並べて比較するとよくわかります。

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年月経過比較:天守5階屋根

 

このように、年々少しずつ黒く見える部分が増えていき、
全体的にどことなくグレーに近づき、そして10年も経てば櫓と同じような黒い屋根に変わっていきます。

丁度、西の小天守がまさに2017年現在、その状態ですのでイメージしやすい事と思います。

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2017/12 現在・白鷺城黒ずむ

 

こうした少しずつ経年変化していく姫路城は、
1度来たら満足と思うことなく、今はいまの姫路城の姿しか見れていないのです。

ここ3年でさえ、これだけの変貌を見せています。

周囲の櫓の修復が行われ、天守は少しずつ落ち着いた姿に変貌し、
その時々で、姫路城の姿は変わっています。

もっと言えば、その日、その時間の光、風によっても見え方はガラッと変わります。

今日見た姫路城は二度とみられない貴方が時間を共有した貴重な一瞬なのです。

 

グランドオープン後に姫路城に来た人も、まだ来ていない人も。
2017年、2018年の姫路城の姿を、心に刻んでみませんか。

だんだん黒くなるよ?

いい?

02_改修前の姫路城大屋根

改修前の姫路城大屋根

 

最終的には「どこが漆喰??」と瓦と分からないくらいにまで黒くなります。
多くの人が見慣れている姫路城は、むしろこちらの姿だったから、

「白すぎ城」なんて言葉が生まれたんですね。

ふと聞いた話では、昭和の大改修を終えて、真っ白に生まれ変わった姫路城を、
夜に見上げてみたら「月明りで白く輝いていた」との事ですから、

やはり白い姫路城は、誰もの心の中に強いインパクトで刻まれるんだろうなと思います。

まだ間に合うこの白さを、できるだけ早く見て頂きたいと思います。


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 - 01.姫路城「グランドオープン」と推移

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