姫路城 小天守群特別公開!観覧の流れと注意点を速報します【終了】
2019/04/01
姫路城で通常、非公開とされているエリアが2019年特別公開されます。
イの渡櫓(国宝)〔2F〕,東小天守〔2F,3F〕,ロの渡櫓(国宝)〔2F〕
乾小天守〔2F,3F(中2階),4F〕,ハの渡櫓(国宝)〔2F〕です。
よく分からないと思いますが、通常期はすべて立ち入れるのは基本1階のみです。
東、乾小天守の最上階に登って、間近に見上げる大天守の大きさは圧巻です。
お見逃しなく。
この情報は 2093 日前 に既に終了した情報ですご注意ください。
毎年、2月前後に姫路城では「冬の特別公開」が開催されるようになっています。
2019年で3回目の開催となり、2010年も既に開催が決定しています。
2010年に公開予定の櫓は既に決定していますが、
非公開情報なのでここではまだご紹介は致しません。
また来年も普段はみれない姫路城の重要文化財の内覧ができます。
時期が来ましたらご紹介させて頂きます。
追記:以下も併せてお読みいただけると特別公開を楽しみやすくなるかもしれません。
概要(見出し)
世界遺産登録25周年記念 世界遺産・国宝 姫路城 冬の特別公開
小天守群 内部公開【終了】
長ったらしいですが一応イベントの正式名称です。
余談ですが「東小天守」の3Fの公開は【初公開】になっています。
「乾小天守」の4Fの公開は不確かですが【9年振り】と耳にしました。
東小天守の2Fとイの渡櫓、ロの渡櫓(共に国宝)の2F部分は、
姫路城がグランドオープンする直前の先行入城イベント(1万円以上寄付者招待)で、
少しだけ立ち入る事ができました。
開催の日程や料金からまずさらっとご紹介します。
日程: 平成31年(2019年)2月1日(金)~28日(木)
時間: 9:00~16:30(最終入城16:00/17:00閉城)
観覧料: 大人・小人 300円 ※別途姫路城入城料が必要
(参考)姫路城入城料: 大人(18才~) 1000円/小人(小学生・中学生・高校生) 300円
その他詳細は、以下の予告パンフレットをご確認下さい。
「冬の特別公開 小天守群」チラシ(1.93MB)
尚、特別公開観覧の有無問わず期間中は、
城内入城口で配布(セルフ)されている城内パンフレットに、
特別公開のリーフレットが、一緒になって配布されています。
では、内容は実際に観て頂く方がいいと思いますので、
弊サイトでは観覧時の注意点や、流れをご紹介します。
特別公開を観る観ないの判断は、大天守内覧後でOK
2019年現在、姫路城の
一般的な観覧の流れは、
入城→天守に向かい大天守地階から登閣します。
登閣時には、入口で土足を脱ぎ、渡されるレジ袋に靴を入れて内覧開始です。
大天守(地階)・・・大天守(最上階/6階)・・・大天守(1階)の流れの後、
大天守1階から渡櫓へと移動します。
「イの渡櫓(国宝)」から、
「東小天守」「ロの渡櫓(国宝)」「乾小天守」「ハの渡櫓(国宝)」とずっと1階部分を内覧し、
「ハの渡櫓(国宝)」の1階部分で靴を再び履き、
そのまま、地階部分から外へでて、登閣終了となります。
という、通常ルートは、特別公開期間も300円を払わずに内覧する事ができます。
特別公開では、
「イの渡櫓、ロの渡櫓、ハの渡櫓(国宝)」の各渡櫓もすべて2階を通ります。
(チケット売り場の「イの渡櫓1階」はどちらでも通ります)
完全に別のルートを通る形になっています。
途中「東小天守(2F)」から最上階へ登って、また2Fに降りる、
「乾小天守(2F)」から最上階へ登って、また2Fに降りるルートで、
すべて2階部分を通過して内覧をしていきます。
逆に特別公開参加者は、1階部分の内覧はできないことになります。
(原則城内逆走は禁止になっています)
特別公開を観る場合、大天守1階からイの渡櫓(国宝)の1階へ移る際に、
左右に分かれ「左」へ進むと、300円の支払いをする受付に進めます。
「右」に行けば、通常の内覧ルートです。
と言っても、階段の手すりのどっち側を通るか?だけの分かれ道。
先に見えている階段を登るのが、特別公開。
扉を真っすぐ進むのが、一般ルートになります。
階段を登る前に、チケットの購入が必要になります。
この大天守から出た最初の廊下部分が「イの渡櫓(国宝)」で、
今回のチケット売り場になっています。
※先ほどの写真は奥の扉の向うから撮影していました。
週末の混雑を想定して、蛇行ルートがパイロンで作られているのが分かります。
※この列は、大天守の中まで続く想定で、準備されています。
事前に「人数分 x 300円 」をさっと出せるように、
スムーズな支払いを心掛けると、とてもスマートで格好良く見えます(笑)
…ですので、この時点で待ち時間が長そうだと思えば、
特別公開を観覧せず、そのまま1F部分をザーっと見て、天守からでることもできます。
尚、大天守の登閣口である、地下1階部分には既に、
特別公開の予想待ち時間が掲示されていました。
※ただ、この時点から大天守の最上階まで上がって降りてくるまで、
ゆっくり観て、30分程度時間がありますので、
チケット売り場のその時の混雑状況は、また変化しているでしょうから、
あくまでも参考です。
特別公開の「待ち行列」は概ね3か所予定
姫路城では大天守内も混雑時には、上層階への入場規制が行われます。
週末などには、よく実施されていますが、
小天守特別公開では、それぞれの東、乾小天守の最上階へ上がる階段の手前で、
混んでいなくても待つ必要があります。
階段が1つしかありませんから。
上り、下りが交互通行になっていて、
混雑時には上層階の滞在時間(約3分想定)ごとの総入れ替え制になる見込みです。
これは東小天守の場合の現場ヒアリングの情報ですが、
乾小天守も同様の対応をしてくることと思われます。
東小天守の「1回/3分」当たり総入れ替え時の、
1グループは、20人前後を想定との事。
ですので、長い短いの待ち時間の差はあれど、
列に並んで待つ必要が発生します。
結果、以下の3回の待ち行列が発生する見込みです。
- 特別公開のチケット売り場
- 東小天守の登閣
- 乾小天守の登閣
それとは別に、大天守が混雑していれば、、、
- 大天守2階
- 大天守4階
- 大天守5階
での、待ち行列が発生する可能性があります。
おどかす訳ではありませんが、
姫路城は、一時期に比べたら入城者数はかなり減っています。
グランドオープン当初は、1万5000人/日で、登閣制限を行っていましたが、
ここ最近、平日の登閣者数は、2,000人前後で推移しているとの事です。
週末に混雑しても5,000人や6,000人といった所ではないかと思います。
ただ、この特別公開の影響がどのくらい出るのかは未知数ですので、
最悪のケースで、たくさんの待ち時間が発生する可能性があって、
姫路城の運営側も、それを考慮して蛇行ルートなどを整備しています。
時間には、十分に余裕を持って、姫路城への観光ご予定をお立て下さい。
空いていたら、ラッキーで済むだけですので。
小天守群の公開の何が見どころ?
まず、普段は「大天守」から見下ろしたり、
窓から横目に観ている小天守や渡櫓ですが、
小天守や渡櫓も「国宝」で「世界遺産」なわけです。
その内部が普段は1階部分の通過だけですが、
今回は東と乾小天守の最上階に登れます。
大天守の外観を眺める距離が圧倒的に近い
インパクトとしてこれが一番大きいです。
上は、東小天守からですが、
見ての通りの格子窓から見る大天守になります。
ですが、、、
乾小天守から、格子のない 華頭窓(かとうまど・火灯窓)から、
ダイレクトに飛び込んでくる
大天守の北西面、これはやはり大迫力です。
乾小天守の窓には、本当に格子がありません。
スマホやカメラを窓から出さないように撮影を心掛けましょう。
万が一落としたら、取ってもらう事もできません。諦めましょう。
また文化財ですので屋根や漆喰を傷つけた場合(未遂でも可能性あり)
「文化財保護法違反」で警察の事情聴取を受ける事になります。
乾小天守の華頭窓(漆塗りの装飾のある窓枠)はこのような風貌です。
見ての通り、格子は全くありません。
ですので、内側から見ると、遮るもののないクリアビューで、
間近の大天守が楽しめます。
以下左の窓(東面)は、装飾の無い漆喰塗の窓になっています。
華頭窓は、南・西面のみです。
大天守に外からこの距離で寄って観る事ができたのは、
グランドオープン前の工事模様を見学する事ができた、
「天空の白鷺」以来のチャンスだと言えます。
大天守もそうですが、普段はよく見えないアングルから、
大天守の西面を見たり、東小天守西面を見たりと出来るわけです。
姫路城大天守の北側は、小さな中庭になっていますが、
普段はそうなっていると知っていても、うまく見えない場合が殆どです。
小天守に登って、見下ろすと、
普段は見えない部分がよく見えて、より一層姫路城を楽しむことができます。
大天守西面の大千鳥破風の美しさ
大天守の迫力を醸し出している造形に、
私は、西面の大千鳥破風はやはり美しいと思います。
(直近の公式書籍では「入母屋破風」と記述)
矢印の先端が「大千鳥破風」です。
通常、下から見上げた時に、こう見えている部分が、
「乾小天守」から見た時に、どう見えるか?は、是非その目で観て頂きたいと思います。
西の丸からでも、やっぱり「西小天守」が遮ったりと、
微妙に見えにくい部分なんですよね。
まだ、見どころなどの補足はさせて頂きたいと思っていますが、
出せば出すほど、ネタバレになってしまうので、
取り急ぎ、どのように観覧して、どこに入れるのかについてご紹介しました。
追って、追記作業を継続します。
2019/02/03: 別記事で公開いたしました。
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