姫路城の立入禁止エリアはGoogle先生(ストリートビュー)に見せてもらおう
2016/07/18
Googleストリートビュー(インサイドビュー)で、
姫路城の内部が見れるという情報を先日ご紹介しましたが、
これを利用すると現在修復工事中の箇所も疑似的に通って観光することができます。
概要(見出し)
姫路城の各所がストリートビューに対応
先日の姫路城の内部が見れるという情報については以下でご紹介しています。
操作(移動)がちょっとしんどい部分があり、
かつ、地図上から入ると有志の方撮影のストリートビューが表示される場合もあります。
今回ご紹介した「観光客が誰も写っていない」ストリートビューを、
うまく見れない場合もありますが、
大体はGoogleマップから「人アイコン」をドロップすれば見れるはずです。
姫路城の立入禁止エリアはGoogle先生(ストリートビュー)
そして2016年3月現在、姫路城内の立入禁止エリアと言えば、
リの一渡櫓、リの二渡櫓改修工事エリアです。
その影響を受けて、以下の施設の観覧ができない状態にあります。
しかし、時代はGoogle先生全盛。
ストリートビューを使えば、あっという間に立入禁止ゾーンに入れます。
以下は「継ぎ目のある石垣(石垣の稜線)」と「るの門」前を見ることができます。
あとは、お好きにグリグリ回すなり、好きな方向に進なり楽しんでください。
「西の丸 ⇔ はの門南方土塀」の立入禁止は入れます
「西の丸 ⇔ はの門南方土塀」間の往来は、現在制限されています。
2016/07/18追記
通行禁止は解除されました。
とはいえ、ゲートが置かれているだけなので、
物理的には入れてしまう箇所ではあるのですが、Google先生は入らせてもらったようです。
ここからの姫路城もサイドビューで格好いいので、
見てみるといいかも。
やっぱり、この青々とした緑は、、、もう夏の近い時期だなと思います。
木々がすっきりしているのは、グランドオープンの3月には「切りすぎ城」になっていましたので。
※ストリートビュー自体に「 6月 2015」と書かれていますので6月でした。
Google先生さえ立入禁止のエリアも。。。
明確なこの撮影時期は不明ですが、概ね2015年5月~2015年8月の間ではないかと、
各施設の状況から推測しています。
※ストリートビュー自体に「 6月 2015」と書かれていますので2015年6月でした。
グランドオープンの3か月後です。時間帯は・・・不明です。
そのことから、それ以前から修復工事が継続しているエリアや、
現在も立入禁止となっているエリアは、Google先生も立ち入れなかったことがわかります。
帯の櫓から東曲輪(腹切丸)エリア
姫路城の天守登閣を終えて、本丸(備前丸)を抜ける退路の
二の丸へ向かう途中に左側に「帯の櫓」があります。
帯の櫓脇に東曲輪へ降りる階段があります。
帯郭櫓へ進む階段です。通称、腹切丸とも呼ばれるエリアです。
その中に降りて進めるかと思いましたが、どうにも進めそうにありませんでした。
北腰曲輪と北腰曲輪の櫓郡エリア
この姫路城の北側エリアも平成の大改修時点からずっと立入禁止となっており、
グランドオープン以後も立入禁止となっています。
Googleストリートビューではゲートが手前に来ていて、
ロの渡櫓付近に入れない状態にありますが、
2016年3月時点はイの渡櫓、ロの渡櫓付近にまで近寄ることはできます。
またロの渡櫓内部には井戸があり、大天守の貴重な水源となっていました。
搦手口(との四門~との一門)ちの門内部
姫路城の搦手口である喜斎門跡側からの「との四門」入城口。
こちらからの入城ルートもずっと閉鎖されています。
中を私は通ったことがないのですが、道が急であることと、
修復が続いていたことが理由のようですが、Google先生も立ち入れなかったようです。
ただ、以前、NHKが刑部神社の元あった場所の取材で、
この「との四門」内部に入って石碑周辺を取材されていたように思います。
さすがNHKと思いました。
ストリートビューは水の五門まで
ストリートビューでそのまま大天守に入れるかなと思いきや、
そこは対応しておらず、水の五門の手前で終了しています。
あとは、インサイドビューでということですね。
公式ではなさそうですが有志による貴重な360°パノラマも
公式ではないようなのですが、城内に360°パノラマが公開されていました。
そのポイントを見てみると、、、
との一門
今は入れない「との一門」の前へ入れてしまいます。
こうしてみると非常に迫力のある門だなと思います。
との二門
ぐるっと回せば、との二門も見れます。
なんだか重厚感があるというかそのまま時間が止まったかのような趣です。
ストリートビューではないのであるポイントからのビューしかみれず、
移動はできませんが、2013年8月の公開ですから、
この頃から、こんな撮影をしている人がいたんですね。
あ、誰も写っていないと思っていたら・・・
稀に、運営の方が映り込んでしまってました^^
ちゃんとマスキングが自動でされているGoogleの顔認識はすごいなと思いますね。
そんなこともあるよね。
早く出勤しすぎたんでしょうか・・・。
ろの門付近
水の一門付近
入城に並ぶ人がいない時間帯とは・・・
外には結構人がいるものの、並ぶ人がいない時間帯とは・・・
これは、閉門後の夏の夕方なのかもしれません。
※ストリートビュー自体に「 6月 2015」と書かれていますので6月でした。
でも周りを見渡すと、結構人が多いのであまりに早朝というわけでもなさそうですし、
本当に誰も写らない時間帯とはいつだったのでしょう。
貴重な世界遺産をデジタルアーカイブ重要性
とにかく、年中絶え間なく修復が続けられている姫路城ですから、
グランドオープン以後のほんの数か月間、修復が行われていなかった時期に、
こうして撮影をしてアーカイブしてあったのは非常に貴重なのではないかと思います。
※との四門~との一門はグランドオープン後も修復中でした。
世界遺産のデジタルアーカイブもこうやって少しずつ蓄積していくと、
万が一にも何らかの天変地異や事故で消失や破壊がされたとしても、
貴重な資料として後世まで残していくことができて、いいと思います。
一種の保険として重要なアーカイブ手法なのではないかと思います。
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