姫路城 ブルーライトアップ x ファンタジーイルミネーション・彩時記2017 コラボレーション(蒼鷺城)【終了】
2017/12/13
姫路城のブルーライトアップは年2回の開催となっています。
春の「自閉症啓発デー」と冬の「糖尿病デー」です。
2017年は「糖尿病デー」の開催と「姫路城ファンタジーイルミネーション・彩時記2017」の同時開催となり、
「姫路城ファンタジーイルミネーション・彩時記2017」が「白鷺城」「蒼鷺城」の2パターン楽しめます。
そして、ブルーライトアップの開催日が2日間となっています。
2017/11/14追記
※本記事は2017/11/13.11/14開催の姫路城ブルーライトアップと彩時記2017イベントをお知らせしたものです。
イベントは既に終了しており、 2564 日前 の情報となっています。
尚「姫路城ファンタジーイルミネーション」「姫路城 x 彩時記2017」は2017/11/26(日)まで開催中です。でしたが、こちらも既に終了しています。(11/27追記)
姫路城の夜間白色ライトアップにて幻想的な夜を楽しむことができます。
2017年度の次のイベントは、折廻り櫓(備前門)の内部公開となっています。
概要(見出し)
コラボレーション姫路城『ブルーライトアップ』x『ファンタジーイルミネーション・彩時記2017』
まず、このコラボについて当初以下記事にて14(火)、15日(水)の開催だとお知らせをしてきましたが、
偶然、13日(月)に姫路城に行って見た所、既に青いという現実に直面しました。
ん?間違えた?と思い公式やら、自分の記事を見返すと、
公式サイトの日付が書き換わっているという悲しさ。
13日(月)も既に終わり、残すところは今日14日(水)開催のみというお知らせになってしまいました。
(ただ、明日14日はあいにくの「くもりときどき雨」予報・・・Google天気)
偶然にも初日開催のブルーライトアップに遭遇したこともあり、
早速ブルーライトアップのこれまで撮影できなかったスポットからの撮影を敢行してきました。
※実際には妻と一緒に行く事が目的で白姫路城の撮影に行ったのですが、結果青でした(皆様ごめんっ)
姫路城ファンタジーイルミネーション
姫路城ファンタジーイルミネーションでは主に三の丸広場でのライトアップイベントが行われています。
姫路城の大手門前・桜門橋付近の石垣でも、
照明の色を変えて、ライトアップされています。
ですが、やっぱり目をひくのは三の丸広場だと思います。
通常はバルーン演出なしのライトアップが行われます
さて初日(10日)はバルーン演出の行われた特別演出日でしたので、
以下のようにバルーンが一緒に写り込むことになりました。
<<以下参考抜粋>>
特別演出実施日
日程・11/10(金)・11(土) ・17(金)・18(土) ・24(金)・25(土)・26(日)
概要・10球のLEDバルーンを上空に浮かべる特別演出をお楽しみいただけます。
しかし、今日(13日)は通常の日の為、姫路城の前にバルーンが重なる事はありません。
オールクリアでの撮影です。
皆さんはどちらがお好きでしょうね。
幻想的なのはバルーン有りかもですが、ない方がスッキリしている気もします。
照明の色は随時変わり、狙った色を待つのは結構長い時間が
イルミネーションは音楽に合せて(たぶん合わせてる)随時色が変わっていきます。
ブルーの姫路城と相性のいいカラーが何だろうといろいろ撮影しましたが、
結局は、ブルーの方が綺麗なのかなと感じています。(寒い感じはするけども)
BGMが一曲終わったあたりで、イルミネーションが一旦消灯され、
「三の丸大路」をイメージしたという直線ラインが浮かび上がります。
すっきりしたライトアップでこれはこれで綺麗だと思います。
SNS映えが騒がれる昨今ですが、やっぱり派手な方が好まれるんでしょうね。
さて「三の丸大路」は大手門を潜って三の丸広場に入り、
そこから三の丸広場の北側までまっすぐ伸びた道で「新門」へと続く道を示しています。
※右図の「播州姫路城図」と書かれた部分の下にある広い道です。
厳密には「桜門」「桐の二門」「桐の一門」を潜って三の丸へ入るのですが、
現在はどれも非現存となっています。
現在の「大手門」は後に建てられたのですが、復元等ではなく観光用に建てられた門となっています。
にしちゃ、立派過ぎやしませんか?というクオリティーです。
そして・・・建立後の経過年数はもう歴史になりつつあると思います。本当に重厚な造りの門になっています。
新造品なので価値がないという意見もあるのですが、
再建が昭和13年(1938)の新造という事から既に 86 年前 建造 という長い歴史を築いています。
そろそろ文化財的な価値も感じ始めてもいい頃かもしれませんね。
ファンタジーイルミネーションでは「三の丸大路をイメージして」というコンセプトの元、
厳密にこの「三の丸大路」をなぞるようにライトアップはされていません。
あくまでも三の丸広場を南側から北西側へと、斜めに直線で表現しています。
※写真奥が三の丸広場の南(世界遺産石碑前)で広場北西から撮影。
現実や歴史はどうであれ、散りばめられたLED照明は綺麗だなと。
平日なら光を遮る通行者も少なく、反対側の照明も綺麗に見渡すことができてお勧めです。
立ち位置によって照明が少なく見えたり、自分なりに綺麗に見えるポイントを探すといいかもしれません。
理想は大きな脚立を持参して、高い位置から見下ろすようにライトアップを納め、
姫路城を一緒に入れると綺麗に撮れそうな気がするのですが、
そんなものを運ぶ車もないので断念しています。(初日に持ってきていた人は結構いました)
で、三の丸広場の南西の千姫ぼたん園へ上がる階段から撮影を試みたのですが、
手前の木々がやはりライトアップを遮って、うまく撮れない事は判明しました(当然か)
作品として撮影される方であれば、やっぱり脚立はあった方がいい。
ライトアップ以外にも城内撮影が可能な「彩時記2017」期間中
ファンタジーイルミネーションの開催とあって、
三の丸広場のライトアップが派手で目が行きがちなのですが、
現在は「姫路城 x 彩時記 2017」が開催中です。
その為、夜間の城内(一部)エリアの立入ができるようになっています。
夜間の城内からの姫路城撮影は、距離も近く迫力ある姫路城が撮影できます。
これまでも一度、青色姫路城の城内撮影ができたのですが、
それ以来の貴重なチャンスでもあります。
さて、せっかくですので城内の三国堀からの姫路城青バージョンです。
ここは日中には記念撮影の大人気の撮影スポットになっています。
見上げたアングルが格好いいスポットです。
ただ、石垣を含めたバランスが綺麗なので昼間の方がお勧めではあります。
城内に入れるイベントでは姫路城の夜の姿を、
より姫路城に近い場所から撮影することができるチャンスです。
2017年は「百間廊下内部の夜間初公開」として「彩時記」が開催されています。
「姫路城×彩時記」秋 -color of the season-
彩時記2017では百間廊下の内部に夜間観覧できることから、
ブルーライトアップの開催日には、百間廊下から見えるブルー姫路城を楽しむことができます。
窓から見える、暗闇に浮かび上がる鮮やかな姫路城は必見です。
彩時記では西の丸庭園のエリアに立ち入る事ができるイベントになっていますので、
当然ながら西の丸庭園内の各所から姫路城を見ることができます。
代表的アングルの西の丸中央部からの姫路城です。(以前にも撮影はしていますが。)
ちょっとだけ光のラインが写りこむのが今年バージョン(どうでもいい)
西の丸の南西の百間廊下入口(ワの櫓)には、
入場券売り場が設置されています。以下のようにイベントの案内板が併設されています。
入場券売り場は初日の10日(金)は順番待ちが発生していましたが、
13日(月)の平日は並ばずに入場する事ができました。
内部の模様などは以前にご紹介していますので割愛します。
今回はブルー姫路城の新アングルにフォーカスしています。
途中演出で暗くなるエリアは空いていれば綺麗
ただ前回、上記記事で一部、真っ暗になる場所があるとお伝えし、
スリや痴漢にご注意と書きました。
真っ暗になる場所は周囲に念のため注意を。
ただ一部、展示の演出を行っている部分において真っ暗になる場所があります。
またその暗闇で15分~20分程度の待ち時間が発生し暗闇の中で混み合うという状況に遭遇する可能性があります。
日本ですのであまり危険と言うことは無いと思いますが、
「暗闇+混雑」となれば、スリの被害などにあう可能性もないとは言えません。スリにも逃げ道はありませんので、バレれば捕獲可能ですが、
バレないで財布などをスッておき、被害者が後から気づくような場合はあると思いますのでご注意を。
この「真っ暗になる」の理由が判明しましたのでご紹介を。
実際はこのような展示演出が行われています。
途中、途中に吊るされたレースカーテンに、プロジェクターからの映像が投影される演出です。
これ。
この行った先には展示スペースと上階への階段があります。
この上へ上がる際に混雑緩和の為に、待ち時間が発生する場合があるのです。
となると、このレースカーテンの途中で待ち行列が発生する事になります。
先頭の人がプロジェクターの光を遮ってしまい、
展示ばかりか、照度さえ奪うと言う結果になってしまっていました。
実際の混雑時の状況はこうでした。
(誰も特定可能なお顔は写っていないとは思うので公開します、問題があればご連絡ください)
空いている時であれば、このように綺麗に見えるという訳です。
展示の仕方って本当に難しい。
「百間廊下・ヲの櫓」からブルーライトアップを望む
さて、話がそれましたが、
百間廊下の途中「ヲの櫓」はこのレースカーテンの先、上へ上がったところにあります。
上へ登ると「白鷺」の展示が行われており、
展示を背にして窓から外を見ると、姫路城が輝いています。
<⑤ 小松宏誠氏・白鷺>
格子窓の隙間から覗くとライトアップされた櫓(ヨの渡櫓)と姫路城が見えます。
寄ってみたアングルはこれまた独特の角度からの姫路城になっています。
西の丸庭園の中央からと一緒じゃない?と思われるかもしれませんが、
以下が、西の丸庭園の中央です。
どうでしょう、ヲの櫓と比較して微妙に南面が多く見えるアングルになっています。
マニアックで一般の方にはどうでもいい事でしょうけども^^;
ただ写真だけ見せられると「ヲの櫓」のビューは景福寺!と答えてしまいそうな気もしたり、
大手門駐車場!と答えてしまいそうな気もします。一応、それぞれも。
景福寺公園からだと・・・
ものすげぇ似てる。ほぼ一緒に見えます。
それもそのハズ、天守の下に写っている櫓は「レの渡櫓の階段部」で、
その少し左側にいったところの茂みに「ヲの櫓」があります。
ほぼ一直線になっています。
同一直線上でほぼ同じ高さ、距離だけが景福寺が遠い。
ズームで寄って撮ると「ほぼ同じアングルになる」って事です。これは見間違える。
※2017/11/14現在、GoogleMapで表示されている「ヲの櫓」は正しくは「レの渡櫓・北側の階段部」になっています。
GoogleMap上の「ヲの櫓」の位置は(現行の)正しい位置を表示していませんのでご注意を。
2017/12/13追記
GoogleMap上に表示されている「ヲの櫓」位置は厳密には、元々「ヲの櫓」あった場所を示しているとも言えます。
過去の記録から「ヲの櫓」の位置が現在の誤った場所に命名され、現在に至るとの記載も見受けられます。
おそらくはGoogleMapが示す方が正の位置であると考えますが、
2017年時点で紹介されている「ヲの櫓」はずれた位置が正とされています。(追って、詳細を別記予定です)
大手門駐車場からだと・・・
これは全然違うから分かりますね。
やっぱり、ちゃんと違う角度のビューとしてしっかり区別できるほど違うんですよね。姫路城。
さて、百間廊下は立ち入れない部屋も多くある為、
姫路城が見える場所であっても撮影ができないことがほとんどです。
いつ百間廊下に入っても天守が見られる場所として、もう一つ化粧櫓内があります。
「百間廊下・化粧櫓座敷前」から天守を望む
化粧櫓は百間廊下の出口付近に位置する雅な座敷を備えた櫓です。
以前は、座敷の中に入る事もできたのですが、特別公開は終了し現在は入る事ができません。
その手前の小部屋部分の窓からは大きく姫路城が見えます。
格子越しに撮影してこの大きさですので、迫力満天です。
格子から覗いて見ると、ほぼ真西に位置するアングルの姫路城が見えます。
大天守の前に幾重にも重なる小天守・櫓が姫路城らしい風格を醸し出しています。
そもそもなぜコレクションしてるの?
そもそも、何でこんなアングルばっかりオマエは集めてるの?
と言われそうなので、ちょっとだけ。
この西面に近い見え方の姫路城を通常撮影しようと思うと、
どこから撮影すると撮れるでしょうか?
私有地などを除けば一般的には「名古山霊園」の姫路城十景からの撮影になります。
実際、名古山から見ると、距離がかなりありこの有様です。
頑張ってズームするとこのくらいには見えますが、西面のアングル一つとっても、
なかなかいい場所がないのが現状なのです。
そりゃ、私有地のマンション廊下などに立ち入って撮影すれば、
いいアングルは撮影できるかもしれませんが不法侵入です。
住人に協力をしてもらえば撮影はできるでしょうけども、
それでは、とてもサイトで紹介はできませんし、撮影スポットとして口外もできませんので。。。
姫路城は見る角度、見上げる角度によって、
表情を様々に変えてくれる非常に立体感のある構成になっています。
その為、見る場所が違えば、初めての姫路城が見られる。
照明の色が変われば雰囲気も変わる。
そんな好奇心から、様々な姫路城のアングルを撮影することになっていきました。
例えば・・・
「今更やめられない」これがまぁ本音だったりもする訳ですけども。
サボると、後で後悔するのが分かっているので。
屋外でも自分なりのスポットを探すと楽しめます
屋外の撮影でもブルーライトアップとのコラボは櫓も綺麗に写ります。
化粧櫓を出て、すぐの場所から姫路城を見ています。
イベント開催中ですので化粧櫓にライトアップが当たって綺麗です。
寄ってみるとこのアングルは、西の丸庭園(北門跡)付近からの撮影とほぼ同じで、
人気の撮影スポットになっています。
これはこれで、見上げた角度が好きなスポットではあります。
余談ですが、西の丸庭園に屋外展示されている「ねのうわさ氏xミラーボーラー氏」の展示。
何度撮影しても綺麗に撮れないんですよねぇ。
Facebookで作者のミラーボーラー氏の投稿では、
ものすごく幻想的に紹介されていて、フォトジェニック!と言いたくなるんですけど。
腕ですか。
広角・単焦点レンズなど駆使して、現像の時頑張ればこうなりますかね・・・。
いや、携帯アップロードなんだし、
普通にスマホで撮影して、スマホのアプリでゴネゴネすれば?と今の子には言われそうですが。
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