6.21,7.7,8.18 姫路城のライトアップイベントは20時に消灯(ライトダウンキャンペーン)【2017終了 】

姫路城は通常、日没から0時までの間、夜間ライトアップが行われています。
22時を過ぎると周辺の濠や櫓、土塀などを照らすライトから段階的に消灯が行われ、
最後に天守群のライトが消灯されるようになっています。
しかし年に数回はイベントとしてライトアップを「消灯」することが行われます。
「ライトダウンキャンペーン」です。
この開催日はライトアップが早期消灯され、
姫路城を見ても真っ暗になっている可能性がありますのでご注意ください。

「ライトダウンキャンペーン」開催概要

「ライトダウンキャンペーン」とは「地球温暖化対策を実践する」ことを目的として、
環境省が2003年から呼びかけているキャンペーンです。

環境省では、2003年から地球温暖化防止のため、
ライトアップ施設や家庭の照明を消していただくよう呼び掛ける
「CO2削減／ライトダウンキャンペーン」を実施してきました。
本年も6月21日から7月7日までの間、「CO2削減／ライトダウン　キャンペーン」
を実施するとともに、6月21日（夏至の日）と7月7日（クールアース・デー）両日の
夜8時から10時までの2時間を特別実施日として設定し、
全国のライトアップ施設や各家庭の照明の一斉消灯を呼び掛けます。

（引用）ライトダウンキャンペーン｜環境省
（Evernote）https://www.evernote.com/shard/s380/sh/c56c11d5-e06c-4218-8058-071cc59ea61a/1531ffba784a2abc2216cd0ca61d4189

 

このキャンペーンは一般家庭も自主的に参加していいイベントですが、
どうでしょうか定着していますか？

個人的には東日本大震災後の原発事故直後に、
計画停電の話が出た時に、Twitter上で「東北に電気を！」と、
皆で協力しようと盛り上がっていた「ヤシマ作戦」の方が記憶に残っています。

※実際には被災地の為の節電云々は勝手な妄想でその後の計画停電でも
「23区内を極力停電させない」ただそれだけの事だったんですけどね。
だから都心以外の郊外ばかりが計画停電の対象になりましたね。

それはさておき、地球温暖化対策の一環として、
豊かな暮らしをちょっと見直すきっかけとして、ライトダウンするのはいいことだと思います。

「姫路城」ライトダウンキャンペーン概要

姫路城もそうしたライトアップ施設の一つとして、
ライトダウンキャンペーンに参加しています。

ライトダウンキャンペーンについては姫路市のサイトで以下のように報じられています。

ライトダウンキャンペーン

ライトダウンキャンペーンの概要についてお知らせします。
平成29年度は6月21日(水)、7月7日(金)、8月28日（月）(*1追記)に実施予定です。

概要

市民及び本市を訪れた方々が日常生活の中で地球温暖化対策を実践するきっかけとして、夏至、クールアース・デー、伝統的七夕（旧七夕）に市のライトアップ施設の消灯を行います。
市民のみんさんも、夜8時から10時までの2時間、家庭のあかりのライトダウン（消灯）にご協力下さい。
※当日、イベントや安全上のため消灯を実施していない場合があります。

市内の協力施設

姫路城、美術館、日本城郭研究センター・城内図書館、名古山霊苑仏舎利塔、手柄山中央公園スリラー塔、すこやかセンター

（引用）姫路市｜ライトダウンキャンペーン
（Evernote） https://www.evernote.com/shard/s380/sh/d96a865a-fefa-41a0-84f5-2a41a0b4a168/27b568eed742c0cd2eceb7217aa675d4

上記リンク先の姫路城消灯後の写真が、まさに真っ暗で面白い。
確かに、城内は街灯も少なく、月明りだけでは結構何も見えないんですよね。

え、いつ消灯された姫路城を見たのか？って。

０時以降ですね。
（そんな時間に姫路城にいる方が変ですけど。※花見期間は除く）

マウスカーソルを画像に載せると、薄っすら姫路城があるのが分かります。（スマホ未対応）
ちゃんと姫路城のライトダウンを撮影した写真である事はわかります。

姫路市｜ライトダウンの様子（姫路城）

（出典）姫路市｜ライトダウンキャンペーン

上記のプレスでは「市のライトアップ施設の消灯を行います。」とだけ書かれています。
ただイベントとしては２時間の間消灯することになっています。

夜8時から10時までの2時間を特別実施日として設定し、
全国のライトアップ施設や各家庭の照明の一斉消灯を呼び掛けます。

（引用）ライトダウンキャンペーン｜環境省

姫路城は20時までは、ライトアップされるのか？

姫路城ではどうなのでしょうか。

• ２時間だけ消灯され、また点灯されるのか？
• 夜は一切、ライトアップが点灯されないのか？

手掛かりになる情報は以下の通り「しろまるひめ」が報じています。

★ライトダウンキャンペーン
　　実施日： 平成29年6月21日(水)
　　時　間： 20時～22時（2時間）
　　協力施設： 姫路城、日本城郭研究センター・城内図書館
　　　　　　　 美術館、名古山霊園仏舎利塔、すこやかセンター
　　　　　　　 手柄山中央公園スリラー塔

（以下より引用）

イベントの開催は、20時から22時と報じています。
また、2016年の情報ですが神戸新聞でも以下のように報じています。

写真の時間が「20:08」であるとの事です。

2016/6/21 22:02神戸新聞NEXT

節電と地球温暖化防止を呼び掛ける「ライトダウンキャンペーン」が２１日夜、全国一斉に行われ、兵庫県姫路市内でも世界文化遺産・国宝姫路城や公共施設などの照明の点灯が取りやめられた。

　キャンペーンは、環境省が２００３年から展開する活動の一環。一年で最も昼の時間が長い夏至の日と、七夕（７月７日）に実施され、同市では旧暦の七夕（８月９日）にも取り組んでいる。(以下要ログイン）

神戸新聞NEXT｜ライトダウンキャンペーン姫路城2016

照明の点灯が取りやめられた姫路城＝２１日午後８時８分、姫路市白国から（撮影・山崎　竜）

（出典・引用）神戸新聞NEXT｜姫路｜黒く浮かび上がる大天守　姫路でライトダウン
（Evernote）https://www.evernote.com/shard/s380/sh/9495a9b7-76c1-41d2-b6cd-8c400279a6a1/96ce9285692d45c41480330ac059862e

少なくとも、日没から20時までは通常通りのライトアップが行われ、
20時には消灯されるという事が読み取れます。

消灯後、22時からは再点灯されるのか？

そして22時になると・・・再点灯されるか？と言えば、
明確なことは未確認のため言えませんが、おそらくは22時の再点灯はしないと思われます。

何故なら、22時は基本的に段階消灯の開始時間になっています。
そこから２時間をかけて０時までに姫路城のライトアップが消えていきます。

そもそもが消灯開始時刻であるにも関わらず、敢えて天守群だけを再点灯して、
段階消灯させるようなことはしないでしょう。

22時にタイマーの操作をする人が残っている必要がありますし、
市の職員の方が再点灯のためだけに残るというのも考えにくい話です。

曖昧な回答になってしまいますが、
ライトダウンキャンペーンの日は「20時消灯」であると解釈しておくといいと思います。

どこにも再点灯するとも書かれていませんので。

2017年ライトダウンキャンペーン実施について

2017年の姫路城ライトダウンキャンペーンの情報をアーカイブしておきます。
今後のライトダウンキャンペーン実施日の参考になれば幸いです。

2017/06/21追記

姫路城を映したライブカメラで23:12に確認したところ、姫路城の天守は照らされていません。
20時に消灯したまま、22時の再点灯がなかったことが、このことからも分かります。

次回のライトダウンキャンペーン7月7日(金)、8月28日（月）も同様に、
20時消灯が行われ、姫路城の天守が暗い日になってしまいますので、
観光にお越しの際はご注意ください。

USTREAM: 世界文化遺産 国宝姫路城（兵庫県姫路市）: 改修工事中の世界遺産 国宝姫路城の様子をライブカメラでお届けします。カメラはFMゲンキ79.3MHzのスタジオがある商業施設イーグレひめ

（出典）USTREAM: 世界文化遺産 国宝姫路城（兵庫県姫路市）: 改修工事中の世界遺産 国宝姫路城の様子をライブカメラでお届けします。カメラはFMゲンキ79.3MHzのスタジオがある商業施設イーグレひめ

また2017年の姫路城ライトダウンの模様は神戸新聞が以下のように報じています。

2017/6/21 21:41 神戸新聞NEXT

地球温暖化防止へライトダウン　姫路城も“協力”

地球温暖化防止のため、環境省が進める啓発活動「ライトダウンキャンペーン」が夏至の２１日夜、全国一斉に始まり、兵庫県姫路市内でも世界文化遺産・国宝姫路城など市内７施設の照明の点灯を取りやめた。同市は市内の各家庭にも節電を呼び掛けている。

キャンペーンは２００３年からスタート。ライトアップ施設などの照明の消灯は、夏至と七夕（７月７日）の両日午後８～１０時に実施され、同市では独自に旧暦の七夕（８月２８日）にも取り組んでいる。

姫路城はこの時期、午後７時すぎ～午前０時までライトアップを実施。この日は城内に設置した照明２７基の点灯を取りやめた。

街の明かりに照らされた大天守のシルエットが闇夜にぼんやりと浮かび上がり、ＪＲ姫路駅北の展望スペース「キャッスルビュー」では、市民らがいつもと違う景色を楽しんでいた。（三島大一郎）

（引用）神戸新聞NEXT｜姫路｜地球温暖化防止へライトダウン　姫路城も“協力”
（Evernote）https://www.evernote.com/shard/s380/sh/3c7e4947-c147-42e1-956b-b385c9d804d7/34fd813db2975d0d743d99d8513cc59d

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2017/6/21 21:16 神戸新聞NEXT

夏至だから…ライトダウン　神戸や姫路

１年で最も夜が短い夏至の２１日夜、地球温暖化の防止に向け、集客施設などが一斉に照明を落とす「ライトダウンキャンペーン」が全国であった。兵庫県内では神戸ポートタワーや姫路城などが消灯した。

環境省が２００３年から呼び掛け、今年は同日午後３時の時点で全国２万６１５９施設、うち兵庫県内５２４施設が賛同。神戸市内では少なくとも一般家庭約１８０世帯が１日に使う電力の削減になるという。

午後８～１０時の２時間、同市中央区の市街地では、いつもより少し暗い夜景が広がった。キャンペーンは七夕の７月７日にも全国である。（上田勇紀）

（引用）神戸新聞NEXT｜映像・写真｜動画一覧｜最新動画｜夏至だから…ライトダウン　神戸や姫路
（Evernote）　https://www.evernote.com/shard/s380/sh/1bce3d0c-5302-425c-b685-9073c6695664/0b7dda162ad8d19fbf85860fbd97204b

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