2016/4/2 姫路城が再び一日だけブルーにライトアップされます。
2017/03/24
4月2日は国連が定めた「世界自閉症啓発デー」と定められています。
2015年グランドオープン後にも行われたブルーライトアップが、2016年も行われます。
姫路城が一日だけ幻想的な青に染まります。
ピンクリボンの際には「ラブホ城」などと揶揄されましたが、
青色ではそうした意見もなく素直に楽しむことができます(個人的意見)
2017/03/24追記
2017年もブルーライトアップが開催されます。
2016/04/02追記
4/2に実際にライトアップが行われました。
その際のライトアップ模様を様々なアングルからの撮影でご紹介しています。
2016/4/2 姫路城が一日だけブルーにライトアップされます・青の姫路城
自閉症に対する理解を深めてもらうことなどを目的に世界中で行われる
青色のライトアップが今年も姫路城を照らします。
2015年のライトアップの模様は以下でご紹介しています。
また昨年はブルーライトアップの姫路城十景をご紹介しました。
開催概要・実施日時
Light it up blue himeji
2016年4月2日(土) 日没~22時
公式ページ(Facebook):Light It Up Blue Himeji
自閉症や発達障害を知ってください
毎年4月2日は国連が定めた世界自閉症啓発デー(発達障害啓発週間/毎年4月2日~4月8日)
自閉症とは
自閉症とは、先天的な原因から、
(1)対人的コミュニケーションと相互作用の障害、
(2)限局された反復する行動や興味(こだわり)、といった特徴があらわれることから診断される障害です。「自閉」という言葉からイメージされる「自らこころを閉ざしている病気」ではありません。
また、育て方によって後天的になるものでもありません。自閉症は重度の知的障害を合併している人から知的な障害がほとんどない人、
またIQ(知能指数)が通常より高い人まで幅広くその個性も多様です。どこからどこまでが「知的障害」どこからどこまでが「自閉症」と区切れるものではなく、
まるで虹の光のように連続していることから、自閉症スペクトラム(Autistic Spectrum Disorder:ASD)と言われます。発達障害とは
上記の自閉症やADHD(注意欠如・多動性障害)やLD(学習障害)などの障害で、文部科学省の調べ(2012年)では通常学級で学んでいる児童/生徒の6.5%が発達障害であると言われています。
注意欠如・多動性障害(AD/HD:Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder)
「集中できない(不注意)」「じっとしていられない(多動・多弁)」「考えるよりも先に動く(衝動的な行動)」などを特徴とする発達障害です。注意欠如・多動性障害の特徴は、通常12歳以前に現れます。多動や不注意といった様子が目立つのは小・中学生ごろですが、思春期以降はこういった症状が目立たなくなるとも言われています。学習障害(LD:Learning Disorders または Learning Disabilities)
全般的な知的発達に遅れはないのに、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論するなどの特定の能力を学んだり、行ったりすることに著しい困難を示すさまざまな状態をいいます。引きこもりやニートと発達障害
引きこもりやニートの25%が何らかの発達障害の可能性があるという報告もあります。診断を受け適切な支援があれば働ける場合もあります。
「ライト・イット・アップ・ブルー姫路」活動とは
趣旨/世界的イベント「ライト・イット・アップ・ブルー」を通した自閉症や発達障害(およびボーダー・周辺児者)の啓発のための活動です。毎年4月2日に青くライトアップされた姫路城を見ることで自閉症や発達障害のことを市民の皆様に広く知って頂くために毎年4月2日に姫路城を青くライトアップします。
目的/「自閉症や発達障害(およびボーダー・周辺児者)を労働力や納税者に」
教育現場においての発達障害への理解も進み支援も手厚くなってきています。しかしそれがまだ就労にはつながっていないのが現状です。彼らを福祉を受ける存在ではなく社会の一員としての労働力や納税者にすることが、これからの日本の労働者不足を解決する一端にもなります。自閉症や発達障害児者を社会の一員として生涯にわたるサポートをしていく方法を考えていく活動を行うのが最終的な目的です。
昨年は姫路市の記者発表資料でも紹介されていましたが、
2016年はまだ記者発表資料が公開されていませんでした。
(注意、2015年版)姫路市|4月2日 姫路城がブルーにライトアップされます
2016/03/28追記
その後、3/25に姫路市の記者発表資料が公開されていましたのでリンクします。
目的及び概要
毎年、4月2日は国連が定めた「世界自閉症啓発デー」です。
世界自閉症啓発デーには、自閉症をはじめとする発達障害に関する正しい知識と認識を深めていただくため、世界各地の建造物がブルーにライトアップされます。
姫路城においても、ブルーにライトアップされた姫路城を見ることで、自閉症をはじめとする発達障害のことを市民に広く知ってもらうために、ブルーライトアップを実施します。
開催期間 平成28年4月2日(土)
点灯時間 日没~午後10時
(中略)
資料 「ライト・イット・アップ・ブルー」チラシ(PDF形式; 2708KB)
(引用)姫路市|世界自閉症啓発デーに、姫路城がブルーにライトアップされます (2016年版)
その為、配布されているパンフレットを個人的にPDF化(未承諾ですが)しましたので、
ご興味がおありでしたらご一読いただければと思います。
Light it up blue himeji パンフレット (PDF)
2016年もとても美しい姫路城のライトアップを楽しませてくれることと思います。
自閉症啓発デー以外にも姫路城では様々なライトアップなどのイベントが昨年行われました。
ライトアップの歴史
姫路城がブルーなどにライトアップされたのは平成20年ごろと比較的新しいイベントで、
最初に青色ライトアップが行われたのは、自閉症啓発ではなく、
11/14の世界糖尿病デーが始まりだという事です。
春先のイベントが多い季節に行われる自閉症啓発の方が、
話題になることが多い印象ですが、歴史が少し長い糖尿病デーのことも覚えておきたいものです。
2.ブルーに輝く世界遺産
平成20年(2008年)11月14日、世界各国のブルーライトアップ・記念イベントが開催された。
これは平成18年(2006年)12月、国際連合で指定された「世界糖尿病デー」の制定を記念してのイベントである。平成19年(2007年)11月14日に初めて「糖尿病の予防と治療に対する啓発」を目的に万里の長城など
世界約180箇所で糖尿病啓発シンボルカラーである「青にライトアップ」された。同年、我が国のブルーライトアップのお城には、岡山城、松江城、富山城、金沢城石川門、岐阜城であった。
平成20年(2008年)11月14日には、初の姫路城のブルーライトアップが行われた。
姫路城は、同年10月7日に約10分間の試験点灯が行われた。
そして、好天に恵まれた当日、159灯の白熱電球の内50灯に青いアクリル板がかぶせられ、
姫路城が白色から青色に変身した幻想的な姿を見せてくれた。この時、姫路城を初め、1000箇所でライトアップされた。
(引用)世界文化遺産 国宝姫路城の築城と大天守及び大棟の鯱ー古文書と郵便絵はがき・古写真を探るー 編者兼著者 中内勝信 株式会社ぎょうせい 刊
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