姫路城を高台から望む2014・霜月(11月05日)
2015/03/01
11月に入って姫路城は次のクレーン解体(1月)までは、
現在の1本クレーンが稼働している状態でしばらく続きます。
今月もいつものように撮影を行ってと思いましたが、
さすがにいつも同じアングルでは変わり映えしない為、
今回は男山配水池公園からの撮影にしました。
男山配水池公園からの撮影経緯
前回の朝日撮影に失敗したこともあってどこから撮ればいいんだろうと思っていました。
前回の投稿は以下です。
朝日をバックに姫路城を撮影している写真が駅などに貼られていたりして見ると、
結構高い場所から撮影していることに気づきます。
そうなんです、平地からの撮影では姫路城を見上げてしまい、
朝日の空と姫路城はどう頑張っても一緒に映らないんです。
こんな風を想像していたんですけどね^^;
と前回、失敗したこともあって、
次回の朝焼け撮影前に、撮影場所の下見がてらに撮影に行ってきました。
「男山配水池公園」は最高!ただし・・・
男山配水池公園は、男山を水道の配水池設備として利用し、
その頂上を公園として開放している展望台です。
場所は少し姫路城からは離れていますし、駐車場もありません。
基本的には「徒歩」で行かれるのが無難です。
場所は以下のような立地です。
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ただし・・・
階段が、 198段 あります。
当分はクレーンが一緒に映ります。
それだけはちょっと覚悟しておかないとですね。
入口は「水尾神社」の脇にある細い道を入っていくことになります。
※「千姫天満宮」の「のぼり」が出ていますが、これは階段の中腹にある神社を示しています。
矢印のあたりから入ります。
入口はこんな感じで先に、いかにも長そうな階段が見えています。
男山配水池公園の案内板が設置されています。
階段を見上げてみると・・・なげぇ。
元気なときじゃないと、ちょっと萎えますね。
写真じゃ雰囲気が伝わりませんが、気分的には「45°の急傾斜か!?」ってくらいに、
階段が迫ってきますので、無理はなさらぬように。
ちなみに、地図上の階段の長さと標高、階段の段数からおよその角度を出してみると、
33.5° 程度でした。
ちょっと意外・・・いやホントに、こんな緩い気がしないんですよ。
「男山配水池公園」の階段を登りきるとこんな感じの、
特に何があるわけでもない広場になっています。
「男山配水池公園」からの眺望
「男山配水池公園」から姫路城方面を望むとこんな感じに一望できます。
今日は試しに来てみたので、雲の多い日でした。
iPhone 5sでお手軽に撮影してみても、ちょっと遠すぎる感じになります。
結構距離がありますので、基本は望遠で撮影する形になります。
姫路城に寄ってみると、三小天守がすべて見えるベストスポットなことが分かります。
段々寄ってみたこのアングルも結構格好いい。
いつも、正面ばかり見ているので少し新鮮です。
ただ、やっぱりクレーンがちょっと気になりますねw
夕景にチャレンジをしてみたものの
せっかくこうした眺望からの撮影になりましたので、
少し粘って、夕景になるのを待ってみました。
段々と色づいてきます。
雰囲気は出てる感じでしたが、今日はやはり雲が厚く光が弱い状態でした。
ですので、今回はこれが限界でした。
夕日もあまり赤くならず、沈むころには雲に隠れてしまっていましたので。
もっと好条件での撮影なら、いい色が出るんだろうなと思います。
さいごに
こうして「男山配水池公園」からの眺望撮影の下見を行うことで、
朝日が昇る姫路城を撮影するには、いい場所だなと再確認することができました。
朝日の撮影では姫路城はシルエットになってしまうんだろうなと思いますが。
撮影機材について
いつも私は一眼レフといっても初心者向けカメラであるEOS Kiss X3と標準レンズ(と望遠)を利用しています。
- Canon EFS 18-55mm(標準レンズ)
- Canon ZOOM LENS EF-S 55-250mm 1:4-5.6 IS(望遠レンズ)
こんなの一眼レフとは呼べないようなものだ!と言われるかもしれませんが、
せっかくの旅先での写真撮影をされるなら美しく残せるように
高いものではなくても、ちょっとした一眼レフをもって出かけてみるといいと思います。
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