快晴の青空@姫路城2014・神無月(10月24日)
2015/05/18
毎月ご紹介している姫路城シリーズです。
遅くなりましたが10月の撮影に行ってきました。
先月から今月に向けては、工事用構台(ステージ)が一部撤去され、
長らく姫路城の前面に被ることが多かったクレーンが1台解体されていました。
2014年10月以降は撮影がより楽になりました
改修工事中の姫路城撮影ではこれまでのように、
工事が休みの休日を狙って撮影にいくという必要もなくなりつつあります。
姫路城の前にまでせり出していた構台(ステージ)が解体され、
もう城の前面にクレーンが被さるということはなくなりました。
安心してすっきりした城を撮影することができます。
ですが、ちょっと引いて撮影するとまだまだクレーンが入ってしまう場合もあります。
構図にはまだまだ気を遣う必要があります。
2014/10/24時点の姫路城周辺は少しずつ秋の雰囲気を魅せてくれています。
桜門橋から掘りに向かうと、少しずつ紅葉が始まっているのが感じられます。
姫路城散策
ではいつものように城を様々なアングルからご紹介します。
姫路城の入城口から入って最初の菱の門をくぐってすぐの場所は、
最高の撮影スポットになっています。
菱の門から、ちょっと三国掘りの方へ進み、城に寄って撮ると石垣と城が綺麗に収まります。
このポイントから縦アングルで撮影すると空との広がりが美しくなります。
似たようなアングルに見えますが、
菱の門から左に進み、坂を上がった西の丸からの撮影では、
少し距離が遠くなるので望遠レンズなどが必要になりますが、
城の高さにより近くなり、水平に近いアングルで撮影することができるようになります。
やはりここからの姫路城が綺麗だなと思います。
西の丸に上がると、百間廊下を通って化粧櫓に抜けます。(順路)
化粧櫓から外にでるとすぐ左の坂を下りますが、
その坂の途中の撮影スポットでは、城を西側から小天守越しに撮影することができます。
このアングルは東側からの撮影よりも小天守一緒に映り、より立体感が出ます。
西の丸から坂を下り、乾曲輪の方へ登っていくと、
乾曲輪から二の門東方土塀「にの門東方下土塀」 越しに姫路城を仰ぎ見ることができます。
このアングルでは城は近く見えますが、難攻不落の城である感じがよく出ます。
お菊井戸の二の丸まで進み、城を仰ぎ見るアングルも壮大さが感じられます。
帰りの菱の門をくぐって出口に向かうと途中で城を見上げると、
菱の門東方土塀越しに姫路城が見えます。
このアングルも土塀と石垣が美しく撮影できます。
入城口から外にでると、記念撮影の「しろまるひめボード」が立てられています。
しろまるひめボード前に限らず、姫路城と近くの人物などを一緒におさめるときには、
城がすぐに白くとんで映ってしまいます。
その為、少し露出を暗めに設定変更して、
もし人物が暗くなってしまう場合には、フラッシュを併用するといいでしょう。
夕景撮影の難しさ
今回も夕焼けにそまった姫路城撮影に挑みました。
少しずつ夕焼けに染まってくるのですが、
本当に真っ赤になる姫路城は、年に数回しか見られない貴重なものなのだと思います。
少しずつ夕焼けの色に染まってきます。
少し露出を落として色を濃く撮影していますが、
本当はこんな撮影の設定を変える必要がないくらいに自然に赤に染まります(染まるはずなんです)。
一度だけ、国道2号線から真っ赤に染まった姫路城を見たのですが、
その印象がお届けできないのが悔しい限りです。
夕焼けの撮影時間はおよそ30分程度しかありません。
夕焼けが始まってから、もっと赤くなるかと粘っていると、
日が沈み、段々と夕闇に変わっていきます。
明るさはさほど変わらなくても、赤みが減って段々と桃色や紫の光に変わっていきます。
姫路城城見櫓から望む姫路城
JR姫路駅前の城見櫓からはライトアップされた姫路城を見ることができます。
この城見櫓から姫路城を撮影するには、少し距離がありすぎるために、
私が利用している250mm望遠でも、このサイズまでしか寄ることができません。
もし、もっと寄って撮影したい場合には、相応の機材が必要になります。
明るく照らされた姫路城が駅前の通り正面に見えます。
少し暗めに撮影することで暗闇に浮かび上がる姫路城が撮影できます。
なお、城の後ろに見える丘の上の明かりは、ホテルです。
(出典:セトレハイランドヴィラ姫路)
姫路を一望できるホテルで丘の上にあります。
さいごに
夕焼けの姫路城撮影に何度もチャレンジしていますが、
なかなか思うように夕焼けになってくれる日に出会えていませんが、
今後も継続して撮影していきたいと思っています。
10月になってからは、クレーンが減ったことでより姫路城の撮影がしやすくなっています。
今回撮影を行ったポイントをGoogleMap上に落としておきます。
powered by Google
撮影機材について
いつも私は一眼レフといっても初心者向けカメラであるEOS Kiss X3と標準レンズ(と望遠)を利用しています。
- Canon EFS 18-55mm(標準レンズ)
- Canon ZOOM LENS EF-S 55-250mm 1:4-5.6 IS(望遠レンズ)
こんなの一眼レフとは呼べないようなものだ!と言われるかもしれませんが、
せっかくの旅先での写真撮影をされるなら美しく残せるように
高いものではなくても、ちょっとした一眼レフをもって出かけてみるといいと思います。
当サイト内のコンテンツの引用・出典の明記なきものは、
すべて管理人ミトンが著作権を保持するオリジナルコンテンツです。
当サイトでご紹介しております写真につきましては著作権の放棄は致しません。
尚、サイト内コンテンツを引用される際にはご連絡は不要です。
ただし、出典元として当サイト(個別記事)へのリンクをお願いいたします。
申し訳ございませんが、無断転載、複製をお断りさせて頂いております。
なお、サイト内で公開させて頂いております写真元データは、5MB程のサイズがございます。
Web上で公開の写真は0.5MB程度に解像度等を落としておりますので、
別媒体でご利用をご検討の場合には元データの方が比較的綺麗です。
写真データ等の引用などをご検討でしたら、下記Twitterからまずご連絡をお願いします。
ロゴのない画像の提供等を検討させて頂き、ご連絡申し上げます。
写真等の利用目的など検討の結果、ご意向に添えない場合もございます。
データの提供をお約束するものではありません。
コンテンツを有益であると感じていただけましたら非常に光栄です。
ありがとうございます。
運営者はSNS等で個人名等の公開は行わないポリシーで運営しております。
直接のご連絡・取材時などには個人名・屋号でご連絡を差し上げる場合もございますが、
個人名・屋号等をインターネット上で公開されることはご遠慮願います。
関連記事
-
西の丸の「武者溜り」の修復が完了しています
西の丸南門跡(菱の門西)にある「武者溜り」が長い間修復が行われていて、 足場など …
-
青空・夕景・夜景@姫路城2014・長月(9月9日)
毎月ご紹介している姫路城シリーズですが9月2回目の撮影に行ってきました。 今回も …
-
桜満開@姫路城2014・桜
今年も桜の季節になりました。皆さんのご近所ではいかがでしょうか。 こちら姫路の桜 …
-
姫路城のクレーン(しろまるひめ号)が下されていました
長らく姫路城の改修工事で利用されてきた2機のクレーン。 このクレーンにはどうやら …
-
【旬】「白すぎる」と賛否両論?姫路城見るなら今秋(2014)がおすすめ!その理由は?
先日もNHKで姫路城の覆いが取れて 「城の全貌が見れるようになった」と報じられた …
-
初夏の夜@姫路城2014・文月(7月)夜景散歩
毎月ご紹介している姫路城シリーズですが今月は2回目の夜間散歩を行ってきました。 …
-
姫路城がたった3分だけ真っ赤に染まった!撮影にちょっと成功
夕焼けの姫路城撮影はこれまでも行ってきましたが、 狙った撮影ではなかなか綺麗な夕 …
-
姫路市城郭研究室・姫路市立城内図書館 2014年 秋・紅葉
「世界遺産姫路城 十景」には含まれてはいませんが、 姫路城が綺麗に見えるスポット …
-
ますます見やすくなってきた姫路城(2014/11/14)
姫路城の平成の大改修も終わり今は工事構台の解体作業などが行われています。 これま …
-
梅雨の季節@姫路城2014・文月(7月)
毎月ご紹介している姫路城シリーズで今月の姫路城をご紹介します。 ついに城の全体が …