時間帯と方角から選ぶ姫路城撮影スポット
姫路城の連立式天守群(天守、小天守等)を様々なアングルから撮影する場合には、
一番大切な条件が「光」です。
天気と光の具合は自分ではどうにもできませんが、考慮できるものが撮影時間帯になります。
ここでは方角からみた撮影時間帯に合った撮影スポットをご紹介します。
概要(見出し)
時間帯と方角から選ぶ姫路城撮影スポット
同じ姫路城のアングルでも時間帯によって見え方がガラッと変わるのが姫路城です。
大好きな姫路城のアングルがあれば、
そのアングルに合った時間帯にそのスポットに居られるように観光予定を組むのも一つです。
姫路城内の混雑を避けた時間帯に登閣をしたい気持ちもあるかと思いますが、
どちらを優先するのかという選択の問題で、
ちょっとだけ撮影をした後で登閣をするなど自転車移動を利用すると、
少し離れた場所であってもパパッと行って撮影してくることも可能になります。
午前(北東、東、南東)
午前中は当然ですが、東面の光が当たる姫路城アングルが綺麗です。
当然ですが、光を背から受け逆光のギラつきもなく、東面は午前が一番です。
また姫路の天候は何故か午前中に晴れていても、
午後になると雲が増えてくることが多いと感じます。
その為、条件は逆光でも西面からの撮影も午前の方が空が綺麗である事が多いので、
適宜、午前中の光と青空をうまく利用すると撮影が楽しめます。
また朝日撮影が綺麗なのもこのアングルになってきます。
そんな午前中の撮影が綺麗なスポットが以下のポイントになります。
姫路城十景から選ぶなら以下のスポットになります。
正午前後(南東、南、南西)
午前の撮影を終えて、太陽が登ってきた頃の11時~13時頃までは、
やはり南面のアングルが比較的綺麗に撮影がしやすくなります。
またこの頃から東面はすこしずつ影が強く落ち、暗い印象の姫路城になってきます。
暗い印象の姫路城がマイナス要素かと言うと必ずしもそうではありません。
人物を一緒に収めた撮影などでは、
大抵は姫路城が白く飛んでしまいうまく撮影ができない日が多くあります。
また姫路城に露光を合わせて撮影すると人物が暗くなってしまうため、
人物と姫路城の明るさが丁度いいのは少し影に入っている頃の場合もあります。
そんな正午前後の撮影が綺麗なスポットが以下のポイントになります。
姫路城内(有料エリア内)の撮影スポットで言えば以下のようなポイントになります。
※午前中の東面を城内から見られるスポットが少ないためです。
姫路城十景から選ぶなら以下のスポットになります。
午後(南西、西、北西)
時間は午後、昼下がりになると日は西側からの光に変わります。
姫路城に当たる光も西面、南面が多くなります。
西面の撮影のスポットは南面程多くはありませんが、
手前に小天守、奥に大天守というレイアウトで奥行あるアングルが楽しめます。
西面は朝日に比べて比較的楽に撮影ができる夕陽撮影が楽しめます。
お城が赤く染まるかどうかは運次第ですが、
夕陽撮影は気温が暖かい時間帯から撮影開始ですので気軽に楽しむことができます。
そんな正午前後の撮影が綺麗なスポットが以下のポイントになります。
姫路城内(有料エリア内)の撮影スポットで言えば以下のようなポイントになります。
姫路城十景から選ぶなら以下のスポットになります。
北面はいつ撮影するの??
さて、ここでは北面の撮影についてはあまり触れてきませんでした。
それが、北面はいつ撮影してもどうしても暗い印象になりがちな為です。
朝日の時間帯、夕陽の時間帯は比較的撮影はしやすいのですが、
日が登ってしまうと、常に逆光の条件下で日の当たっていない天守を撮影する事になります。
正直、北面が綺麗に撮れるのは朝夕の短い時間帯の事が多いです。
北東面は朝日撮影、北西面は夕日撮影といった時間帯がお勧めです。
赤い光が出ない時間帯で北面が綺麗に撮れる時間帯は結構短いように感じます。
7時~9時、15時~17時といった感じでしょうか。
私が最初の頃に朝日撮影をしていたのが北面からのアングルでした。
北面アングルの撮影スポットは以下になります。
姫路城内(有料エリア内)の撮影スポットで北面は皆無です。
水の一門付近の「北腰曲輪」から見上げたアングルは北面ですが、
2017年現在は立入制限が行われています。
見上げたアングルは迫力があって綺麗ですが、当サイトでは特にご紹介していません。
姫路城十景から選ぶなら以下のスポットになります。
ざっとご紹介しましたが、時間帯によって撮れ方見え方がガラッと変わる姫路城です。
幾重に重なった屋根から落ちる影が、その都度表情を変える面白さがあります。
同じ条件で同じ場所で撮影しようと思っても、
季節、天候、角度などによって全く同じ写真は二度と撮れません。
「似たアングルだな」と思っても、実は全然違う写真になります。
今、撮影した姫路城は絶対に「貴方がその目で見た姫路城」なのです。
そして、その姫路城を撮影できた人は、他に居ません。
※横で一緒に撮影している人は除く(笑)
そんな貴方だけの姫路城は、十年後、二十年後と歳を重ねるにつれて、
色鮮やかな思い出として心の中で思い起されてくることでしょう。
夜景のライトアップ撮影は???
そうですね。
夜景のライトアップ撮影は正直、条件がシビアに感じることは少ないはずです。
マジックアワー(かたわれどき:今風に)であればどのスポットでも短時間勝負ですが、
一旦暗くなってしまえば、どこから撮影しても消灯時間まではじっくり撮影が楽しめます。
※夜が更けていけば当然寒くなってきて、体には厳しくなります。
ライトアップの時間帯は日没から0時までです。(イベント時を除く)
姫路城のライトアップ撮影に関しては以下でご覧いただけます。
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