姫路城・ナイトファンタジア おとぎ幻影伝 (2019冬)【終了】
2019/12/11
毎年恒例になっている姫路城の秋のナイトイベントが2019年も開催されています。
今年は『姫路城・ナイトファンタジア おとぎ幻影伝』です。
2019年は、チケットの事前発売などもなく現地購入のみになっており、
今日行こう、と思ったタイミングで行って楽しむことができます。
これから観覧に行かれる方向けに注意点や観覧の流れなどをご紹介します。
概要(見出し)
開催概要・姫路城・ナイトファンタジア おとぎ幻影伝
まずはさらっと開催概要をご紹介します。
公式サイト様にすべて書かれておりますので、詳しくは公式さまをご覧ください。
開催日:2019/11/09(土)~2019/11/30(土)
時間:18:00~21:00(入城20:00まで)
場所:姫路城 有料エリア内(三国堀、二の丸、お菊井戸、備前丸)
料金:大人/1500円、小人/500円(小学生以上 高校生以下)(出典・一部引用)姫路城・ナイトファンタジア おとぎ幻影伝
(Evernote)https://www.evernote.com/shard/s380/u/0/sh/5588917b-6133-4726-ab47-584d3a66d27b/81fa32a48a4a33e96819567e19a77f27
イベント詳細に記載なき注意事項と運営状況
イベントの詳細から読み取れない観覧上の注意点をご紹介しておきます。
なお、入城口前には以下のように注意事項パネルが設置されています。
開催エリアは無料観覧と有料観覧エリアがあります
姫路城の三の丸広場は通常でも無料エリアになっていますので、
夜間イベントなどでも無料として開放されています。
イベント開催マップの「壱」「弐」のコンテンツに関しては、
誰でも自由に観覧可能です。
小人以下(未就学児)の入城は可能
数年前に開催された事前予約型(当日販売もあり)ナイトイベント、
「世界文化遺産 姫路城 ナイトアドベンチャー 煌 ~KIRAMEKI~2016」では、
未就学児の入城が夜間イベントのため制限されていました。
2019年の『姫路城・ナイトファンタジア おとぎ幻影伝』では、
明記はされていませんが、未就学児の入城が可能です。
未就学児(小人未満)/無料
※2019/11/10:現地案内担当者様ヒアリングに基づく。
なお、未就学児無料に関する案内は入城口パネルには記載されています。
Q&Aにも明記されていました。
Q 小学生未満の未就学児の入城は可能ですか?
A 可能です。
チケット購入場所等
チケット購入場所は、日中の姫路城入城券購入場所(大手改札)と同じです。
三の丸広場北西の入城口の有人チケット販売所にて購入します。
※自動券売機は稼働していません。
支払いは現金払いのみ(クレジットカード使用不可)
通常日中の姫路城入城券は、クレジットカードの電子決済にて購入が可能ですが、
このイベント開催時のチケット購入は「現金払いのみ」です。
ご注意ください。
※以下は日中の姫路城入城券購入に関する記事。
参考までに開催2日目(日曜)の18:25前後の購入で、
通し番号は、1813でした。
前日の初日は、1500名前後の入場があったと推測できます。
入城は概ねグループ単位で案内
入城口前の待ち行列先頭から入城口を見ていますが、
人があまり多くない時間帯であっても待って人が集まってから入城する仕組みになっていました。
上映コンテンツが周期的に上映(一部手動と思われる)されているため、
コンテンツを見る一塊のグループで、順次移動していく形になります。
ただ、グループ自体は厳密に管理はされていませんので、
もう一度上映を見たい、などの希望があれば、
グループに付いていかずに、その場に留まり、
次のグループが来るまで待って過ごすことも可能です。
もう冬間近の夜間イベントのため、すごく寒い
季節はもうすぐ冬、18:00~21:00の夜間イベントは、
時間が経つにつれて段々と底冷えしてきます。
グループ単位で次のコンテンツへ移動するという事もあって、
サクサクと勝手に次に進むことも、しにくい観覧ルールになっています。
見ないで次に進めるコンテンツもあれば、
入れ替え制になっていて、勝手にコンテンツ観覧場所に行けない場所もあります。(備前丸『八』)
それでも、体調を崩したとか理由を告げれば、
臨機応変に対応はしてもらえることと思います。(姫路城の通常運営実績より)
ですので、コートやマフラー、貼るホッカイロ、手袋など、
防寒対策はしっかりとされてください。
一部、ミストシャワーにプロジェクター上映するコンテンツがあります
上映の演出のために、水を使ったスクリーン(ミストシャワー)や、
霧を再現して雰囲気を出している箇所が存在します。
- 「五:将軍坂」・・・霧の演出
- 「九:お菊井戸(復路・帰り)」・・・霧の演出
- 「十二:三国堀」・・・ミストシャワーによるスクリーン設置
この水を使った演出は、着衣が濡れるほどではありませんが、
やはり肌に水分が付くと、かなり体感的に寒く感じます。
気になるようでしたら、
ハンカチ、タオルなどの水分をふき取ることができる布 があると便利です。
「将軍坂(はの門南方土塀/ろの門内)」に夜間入城可能は初
2019年の夜間入城イベントでは、これまで夜間入城が認められなかったエリアが、
一部観覧可能になっています。
「ろの門」をくぐった坂道のあるエリアで、
通常「はの門南方土塀」と呼ばれるスポットです。通称は「将軍坂」です。
行けるといっても規制線が敷かれ、
はの門南方土塀の際までしか行くことができませんので、
姫路城の撮影アングルとしてはあまり楽しめそうではありません。
規制線際まで行って、定番のアングルで撮影を試みましたが、、、^^;
むしろ「ろの門内側」から姫路城を見上げたほうが格好いいかもしれません。
但し、コンテンツ「五」に該当するこのエリアは、
以下に明記の期間は、上映が行われず、立ち入り禁止になる見込みです。
※コンテンツ五、十は、安全に配慮し混雑が予想される
11月15(金)~17(日)、22(金)~24(日)、29(金)、30(土)は中止させていただきます。(抜粋引用) 姫路城・ナイトファンタジア おとぎ幻影伝
観覧時間の目安は45分~1時間程度
グループ入れ替え制を導入していることから、
ぞろぞろと移動する事になります。
流れに沿って、移動することからサクサク勝手に進むことができず、
上映待ち時間もその場所、その場所で発生します。
ざっと、見て回るだけでも45分~1時間は必要な印象でした。
※私自身は何グループにも追い越され、
18:30入城20:30退城でしたので2時間前後城内にいました。
ですので、45分~1時間は感覚で実測値ではありません。
上映コンテンツの構成等
上映されているコンテンツは12か所にて連続的なお話として構成されています。
物語
播磨の国、姫山のいただきにそびえ建つ白亜の城、姫路城。
夜の姫路城は、伝説やおとぎ話に登場する不思議な生き物や妖怪たちが楽しく平和に過ごす空間。
ある頃から、城内の生き物や妖怪たちが、悪さやいたずらをはじめだした。
どうやら天守にワルモノが居座って、あやつっているようだ。
楽しく平和な姫路城を取り戻すため、ワルモノ退治に天守を目指そう!※この作品は伝説・おとぎ話に基づいたフィクション、オリジナルストーリーで、史実に登場する人物・動物等をモチーフにしたものです。
※参考文献 小栗栖健治 植岡真弓 編著 播磨の妖怪たち「西播怪談実記」の世界 神戸新聞総合出版センター (2001)(抜粋引用) 姫路城・ナイトファンタジア おとぎ幻影伝
「播磨の妖怪たち「西播怪談実記」の世界 神戸新聞総合出版センター(2001)」の内容を、
知っていなければわかりにくい部分はあるかと思いますが、
お子様がキャラクターを見ながら、楽しまれるにはいいかもしれません。
おとぎ話の世界観が演出されています。
一例として、WikiPediaで申し訳ありませんが、
このような話が含まれています。
兵庫県の事例
「西播怪談実記」によれば延宝年間9月、夜中に播磨国で水谷という者が犬を連れて山奥に猟に出かけ、山伏姿の大入道が自分を睨み付けているのを目撃。山を跨ぐほどの巨大さ(数千メートルの巨大さ)であったという。殺生を戒める山の神の化身であったと噂されたという[11]。
(抜粋引用)大入道 – Wikipedia
それぞれの箇所で上映されている演目でメインはやはり備前丸からの
大天守石垣をスクリーンに利用した上映「八:備前丸」かと思います。
こちらでは、入れ替え制でグループ単位で観覧になっていますので、
前の上映中は、備前門前(折廻り櫓前)で待ってから備前丸内に入ります。
なお上映後、その場に留まって夜景を楽しんだりすることは可能です。
その他夜間の城内でしか見られない姫路城を楽しまれてください
姫路城内に夜間立ち入りができる機会は年に数回しかありません。
概ね、この秋の夜間イベントと、春の夜桜会が一般的です。
立ち入れるエリアは毎回微妙に変わりますが、
そのイベント時にしか見られないアングルなどもありますので、貴重です。
備前丸付近から見上げる姫路城の迫力を夜景で残すのも楽しいものです。
ぜひ、ご自分で見つけた格好いい1枚を撮影してみるのもいいのではないでしょうか。
11/13,11/14の2日間だけは、城内でブルーライトアップが楽しめます
ブルーの姫路城の日に訪れてみるのもいいかもしれません。
過去のイベントは以下でご紹介しています。
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