「登閣整理券」を回収されずにお土産として持ち帰ることはできないの?
姫路城の混雑期に天守閣の登閣(内覧)する場合に必要になる
「登閣整理券」は旅の思い出にと持ち帰りたいものの一つです。
しかし「登閣整理券」は登閣と引き換えに回収されて手元には残りません。
その為、旅の思い出にとお土産に持ち帰りたい場合には、
登閣後に「登閣整理券」のサンプルを受け取って帰るといいでしょう。
2018/03/16追記
2018年の姫路城混雑予想カレンダーを見る限り本年の「登閣整理券」配布は行われないことが予想されます。
混雑も落ち着いて「登閣整理券」なしに大天守可能な日が大半になるとの予測のようです。
観光において「登閣整理券」に対しての準備等は、ほぼ必要ないと思われます。
概要(見出し)
「登閣整理券」を回収されずに持ち帰ることはできないの?
まず回収される云々の前に「登閣整理券」は必ず配布されるわけではありません。
まず配布される日に行く必要がある
事前に混雑が予想される日を対象として登閣整理券配布が行われます。
また混雑が予想される日の中でも、配布されるか未定の日もあります。
確実に配布される日が分かっているのはカレンダーに赤色で表示されている日になっています。
(出典)世界文化遺産・国宝・姫路城 大入実況|姫路城管理事務所
登閣整理券が配布される日に姫路城に行くことが、
まず「登閣整理券」を受け取る最低条件になります。が、
当然配布のない日の方が空いている率が高く、ゆっくりと内覧できます。
オフピーク登閣がベストです。
登閣整理券を受け取ると印字されたQRコードがヒントに
さて、登閣整理券の配布がある日に姫路城に行くと、
入城口の前付近で登閣整理券が配布されています。
この日は並んでは居ませんが、入城者レーンが設けられ、
人の流れを整流する処置が行われていました。
先の方では人だまりができています。
先頭付近で配布されているのが登閣整理券です。
上記の写真は2015年の模様ですが、
2016年度以降の登閣整理券にはQRコードが印字されています。
以下は、上記登閣整理券に表示のQRコードを読み取って表示されるページの引用です。
姫路城大天守
登閣整理券について★本日は大混雑が予想されますので、大天守の見学を希望される入城者に1人1枚ずつ大天守登閣整理券を配付しています。
この整理券がないと大天守には登閣できません。★整理券は天守の入口で回収しますので、なくさないように注意してください。
★整理券は時間指定制ではありません。開城時間内に入城いただいた方に配付日当日の天守への登閣をお約束するのもので、登閣は先着順となります。したがいまして、天守入口では待ち時間が発生することもありますので、予めご了承ください。
★登閣の記念に整理券のサンプルをご希望の方は、見学が終わった後に姫路城管理事務所までお越しください。
書かれている通り「見学終了後に姫路城管理事務所へお越しください」 となっています。
また、受け取った登閣整理券は天守入り口(登閣口)で必ず回収されます。
それは逃れられません。登閣するならば。
運よく配布終了に当たると、回収されない可能性も0ではない
運が良ければ、午前中は登閣整理券の配布があったけど、
午後は混雑がなくなったから配布中断という場合もあります。
その場合、 登閣整理券の回収が行われない可能性もあります。
実際、途中で配布を行わないように変更される場合もあります。
【整理券】配布中(11:15) → 【整理券】配布無し(15:39)
登閣整理券のサンプルを希望するなら姫路城管理事務所さんへ
ですので、この情報は本来、
登閣整理券を実際に手にして、QRコードをスマホで読み取って、
「★登閣の記念に整理券のサンプルをご希望の方は・・・」を読み知った人だけが、
姫路城管理事務所へ足を運ぶという想定になっています。
※サイトで公開してしまっていますが。
サンプルを頂く際には上記のQRコードを読み取ったページを、
姫路城管理事務所のご担当者さまに見せ(提示)て、
「サンプルが欲しいのですが・・・」と告げた方がスムーズに受け取れることと思います。
私はそうしました。
「姫路城管理事務所」の場所は「姫路城入城口」に向かって左(西)側の建物の、
真ん中付近の入口から入ります。
尚、写真でちょっとだけ見えている左側の入口は、
城内観光案内の申込などを受け付けてくれる受付所になっています。
姫路城管理事務所さんの入口は、
入城後のエリアからも、退城後のエリアからも双方に行けるようになっています。
(入城後の帰りに城内から立寄って帰る方が、挙動として怪しくなく安心かもしれません)
その場合も出口は基本的に退城口ですのでご注意ください。
受け取った登閣整理券は日付がプレ印字のほぼ本物
サンプルとして受け取った登閣整理券が以下のようなものになります。
しっかりと日付が印字されたデザインになっていますので、
確実にこの日に姫路城へ来たという証になります。
ただ、本物と違うところは左上のNo欄が空白になっています。
配布される登閣整理券は実際には発行番号が印字されています。
コレクター用語で言えば「シリアルナンバー」でしょうかw
確かにここの印字がある方が、より「登閣した感」が出るのは致し方ない部分がありますが、
この登閣整理券を回収することで実際に城内に登閣した実績値が計数できる為、
どうしても回収される仕組みは今後も続きそうに思います。
姫路城管理事務所さんは整理券のおおよその配布枚数と、
実際の登閣者数を数えておられます。
大抵は整理券を受け取った人の一部が、登閣断念されることもあるようです。
そういう方は手元に登閣整理券が残っているのでしょうね。
番号空白整理券だって配布される事がある立派な本物です
そうなんです。
実はこの「サンプル」はサンプルでありながら、
時と場合によっては「本物」でもあるのです。
どうして「整理券番号空白」が本物になるのか?
それは登閣制限が発動した時に分かります。
2015/05/03 13:44の記録です。
整理券は厳密に15,000枚で打ち切られるわけではなく、
(その時点までの)実登閣者実績に基づいて、
整理番号が印字されていない整理券も発行されます。
そう、その登閣制限が行われた時の整理券配布終了間際に、
追加で少数だけ配布される整理券。それが「番号空白整理券」なのです。
2017年度はまだ整理券の配布終了は記録していないだろうと推測しますが、
ゴールデンウィークの頃には2017年も発動するのだろうと思います。
だから、通常時には登閣できないサンプルですが、
混雑期には実際にこれも配布される本物の一つなのです。
せっかく受け取ったのに登閣しない人もやっぱりいます
混雑期には持つもの、持たざるもので、
登閣の可否が分かれてしまう場合もある登閣整理券ですが(大げさ)
実際に登閣整理券を受け取りながらも登閣しない人もいます。
登閣できない人が出ている日に勿体ないなと思いつつも、
登閣断念の理由は様々・・・
- 並ぶ時間が長すぎて帰りの時間と合わなくなった。
- 待っている間に疲れてしまった。
- 階段に登り疲れて、登閣口を通る前に帰りたくなった。
中で写真を撮っていると、稀にそんな会話を耳にします。
それでも姫路城はこれからも未来永劫、エレベータは設置されないですし、
スロープの設置なども行われない。
城内だけでなく登閣口までも階段が結構続きます。
いざ、登閣口前まで来ても、それまでに疲れてしまうこともあるでしょう。
子供連れで子供が愚図る・・・そんなこともあるでしょう。
ですが、姫路城は色々な意味で厳しいまま保存され、残っていくのだと思います。
自分もいつ足が不自由になるかもわからないものです。
先の事なんで誰にも分かりませんから。
登れるうちにしっかりと今の姫路城を目に焼き付けておきたい。
そう思っています。
今日も姫路城にちゃんと登る事ができる。
そんな普通が、今あることに感謝して。。。
そして最上階に到達できた時には御祭神の刑部神社へありがとうございますと、
お祈りを捧げていくと、災いから守ってくださるかもしれません。
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最終更新日:2018/03/18