姫路観光の見所・ポイントを徹底的に解説しています。姫路城だけでなく姫路に来た際に役に立つ周辺情報もご紹介しています。

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銀杏の葉(いちょうのは)の鬼瓦

姫路城内で使われる「鬼瓦」には、一部デザインに凝ったものも存在します。
ご紹介する「銀杏の葉」を模したデザインもその一つです。
銀杏の木は水分が多く含まれていることが知られていて、他の樹木より難燃性があるとされ、
防火の願いを込めて、銀杏の葉のデザインが取り入れられたのだろうと言われます。

 

銀杏の葉(いちょうのは)の鬼瓦

姫路城では「井郭櫓」と呼ばれる井戸のある櫓の屋根に、
「銀杏の葉」のデザインの鬼瓦があります。

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銀杏の鬼瓦(井郭櫓)・銀杏の鬼瓦

 

ですが・・・

この鬼瓦は「折廻り櫓(と、備前門2Fを繋ぐ渡櫓)」の内部からしか見ることができません。
「備前門」外の「井郭櫓」脇に立って「銀杏鬼瓦」の方を見上げています。

丁度「五七桐の鬼瓦」が見えていますが「銀杏の鬼瓦」はこの奥に当たる場所にあります。

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井郭櫓を見上げた屋根・銀杏の鬼瓦

 

ちょっと下がったぐらいではどうにも見えない位置にあるわけです。
悩ましい存在です。

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場所を変えてもどうにも見えない・銀杏の鬼瓦

 

そんな悩ましい「銀杏の鬼瓦」を間近で見せてくれたのが「姫路城冬の特別公開2018」でした。
「折廻り櫓」と「備前門」を繋ぐ「渡櫓」の窓から「井郭櫓」の屋根を見ると、
綺麗に銀杏の鬼瓦を見ることができます。

な、なぜ、こんな場所に・・・。

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折廻り櫓-備前門の渡櫓窓から・銀杏の鬼瓦

 

寄ってみるとしっかり銀杏の葉であることがわかります。
・・・ただなんだか痛みが激しいという。

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銀杏の鬼瓦右(渡櫓より)・銀杏の鬼瓦

 

もっと寄ってみたからといって、鮮明になるわけでもなく。

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銀杏の鬼瓦右拡大(渡櫓より)・銀杏の鬼瓦

 

日を改めて光の具合が変わってもあまり変わらず。

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銀杏の鬼瓦左(渡櫓より)・銀杏の鬼瓦

 

と言うのも、この「井郭櫓」が最後に修復を受けたのは、
昭和63年(1988) 30 年前 の事になります。
痛みが激しくても仕方がないでしょう。

※「年」表示は「年度」を表しています。

建造物名 修理年度 西暦 記録 修復内容 経過年数 備考
井郭櫓 昭和30年 1955 ▼解体修理 63 年前
井郭櫓 昭和63年 1988 壁・屋根目地塗替、瓦差替、野地板西面張替 30 年前
旧番所 昭和30年 1955 ▼解体修理 63 年前
旧番所 昭和63年 1988 壁・屋根目地塗替、瓦差替、木部一部補修 30 年前

 

逆にこの「井郭櫓」は次の修復が平成31年(2019)に予定されています。

「折廻り櫓」の特別公開は今回(2018年)、8年振りに公開されたことから考えても、
次回「折廻り櫓」の内部公開される頃には、この「井郭櫓」は修復後の姿になっているのは確実です。

おそらくこの「銀杏の鬼瓦」も強度判定を受けダメとなれば、
取り外されて保存され、屋根の上には新調された新しい鬼瓦が載せられることになります。

この鬼瓦がいつの時代のものなのかまでは現時点で調べていませんが(今後調べます)
姫路城内の文化財は今見たものが、次に見れるとは限らないところが面白さでもあります。

「新品か・・・」と思う人もいることと思いますが、
30年後や100年後に、同じように姫路城に来た人が同じものを見て、
「痛んでるなぁ、新品の時はどんな姿だったのだろう?」と思っても、
その人たちは新品を見ることはできません。

新品に新調された鬼瓦であれば、それは先の未来の人が見ることができない一時代なのです。

そう思うと、一つの時代の中に自分が居るのだと。
とてもスケールが大きな気分になってくるのではないでしょうか。

姫路城の今は、先人が願っても見ることができなかった未来の姿であり、
将来の人が願っても見ることができない、過去の姿でもあるのです。

 

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姫路城はその時々で入れる場所が変わる面白さ

姫路城はその時々の混雑具合などを考慮してなど立入禁止の規制線が微調整されます。

今回「銀杏の鬼瓦」が見えない・・・とご紹介した「井郭櫓」の前も、
グランドオープン直前の頃は、しばらくだけですが、
奥の旧番所(以下写真の左の方)付近まで入る事ができました。

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井郭櫓の井戸・銀杏の鬼瓦

 

ですので、このように井戸の左から、井戸に寄って撮影することも出来たわけです。

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規制がなかった頃は奥から撮れた・銀杏の鬼瓦

 

しかし、現在は規制のパイロンで規制され、近寄る事ができません。

それでも「折廻り櫓」の特別公開によって、
「井郭櫓」を見下ろすと言う特別なビューで見ることができたりもしました。

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折廻り櫓(渡櫓)から見ると井戸が見える・銀杏の鬼瓦

 

普通、こんな見え方の違いなど気にする事もありませんし「ふーん」程度でしょう。
それでも、姫路城は一度来て、すべてを見ることもできませんし、
その時々で、微妙に立ち入れる場所が変わる為、何度来ても発見に出会う事があることと思います。

是非、何度でも足を運んで、自分なりの姫路城の楽しみ方をして欲しいと思います。

 

何とか特別公開以外で「銀杏の鬼瓦」を撮影できないか!?

最後に、井郭櫓の前から見えなかった「銀杏の鬼瓦」。

「備前丸から覗けばみえるんじゃねーの?」そう思った方、鋭いですね!

では、見てみましょう。。。。

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備前丸からも見えそうにない・銀杏の鬼瓦

 

高さはいいのですが、備前門自体が邪魔して見えない角度になってしまいます。
また、鬼瓦とほぼ水平になるので、備前門が無かったとしても厳しいんじゃないかなと。

残念。

それから、ちょっと銀杏をなんとか撮れないかとチャレンジしてきましたのでご紹介します。

 

その他の姫路城内でみられる鬼瓦

姫路城内の鬼瓦には特徴的なデザインが何種類かありますが、
気になるようでしたら以下のデザインの鬼瓦も探してみると面白いかもしれません。

 


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