宝珠(ほうじゅ・ほうしゅ・ぼうし)の鬼瓦
姫路城内には特徴的なデザインの鬼瓦が紛れています。
「大天守」の窓から「東小天守」を覗いてみると少し風変わりな鬼瓦があります。
あまり書籍などでは紹介されていませんが「宝珠の鬼瓦」であると思います。
宝珠(ほうじゅ・ほうしゅ・ぼうし)の鬼瓦
「宝珠の鬼瓦」は「宝珠」がモチーフとして描かれた鬼瓦の呼称(現時点では当サイト限定)で、
「宝珠の紋」などがあるというわけではありません。
あくまでも以下のようなデザインの鬼瓦を紹介する上の呼び方としています。
「宝珠の鬼瓦」は「東小天守」の南面で見ることができます。
大天守5階から「東小天守」を見下ろしていますが、見通しはいいのですが鬼瓦は良く見えません。
その為、かなり格子窓が邪魔になりますが大天守2階窓から覗くのがお勧めです。
最上階の屋根で、こちら側(南)へ屋根に沿って降りてきている棟(降棟)の
先端についている鬼瓦が「宝珠の鬼瓦」です。
ズームしてみるとこのような文様になっています。
これ「宝珠」でいいですよね?
・・・という主張を以下でさせて頂いています。
屋根の全体写真では写っていませんが(格子が邪魔で全体が1枚に収まらない)、
西側の降棟の先端も同様に「宝珠の鬼瓦」です。
宝珠のご紹介はこれで終了ですが、ついでに他の鬼瓦も見てみましょう。
東南隅の鬼瓦ですがこれは「揚羽蝶」の型押しになっています。
次は、西側を見ていきます。
西南隅の鬼瓦ですが、こちらはあまり耳にしないと思いますが、
「七三桐」の型押し鬼瓦になっています。
※「七三桐」紋は姫路城内では出土もしていますし、実際に使用されています。
次が大棟の西側の鬼瓦です。
これは、かなり風化していて見えにくいのですが「五七桐」の型押し鬼瓦です。
そして最後が大棟の東面です。
もう、遠すぎてかなり厳しい世界になりますが城外「喜斎門跡」から撮影しています。
こちらは外からの見栄えを重視してか「五七桐」の立体造形の鬼瓦になっています。
どうでしょう。
「東小天守」一つとっても様々な鬼瓦が使われていて面白いと思いませんか?
え、北面ですか?
さすがに全く望遠が届かず、現時点では判別不能でした。
ただ、必ずコンプリートしますよ!どうしてもはっきり見たい鬼瓦が一つありますので^^
その他の姫路城内でみられる鬼瓦
姫路城内の鬼瓦には特徴的なデザインが何種類かありますが、
気になるようでしたら以下のデザインの鬼瓦も探してみると面白いかもしれません。
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