軍配(ぐんばい)の鬼瓦
姫路城内には特徴的なデザインの鬼瓦が紛れています。
姫路城の天守登閣ルート内の「油壁/姥が石」を、
見ることができる「北腰曲輪」に「軍配の鬼瓦」があります。
意識して振り返ってみないと気づかない位置にありますが、
簡単に見ることができますので「ふーん」程度でも「どや顔」で紹介するでも楽しまれるといいでしょう。
軍配(ぐんばい)の鬼瓦
「軍配」は現在は相撲の行司が持っているイメージですが元々は戦の道具で、
「戦の指揮に用いたうちわ形の道具」であると言われます。
その軍配をモチーフにしたとされる「軍配の鬼瓦」からも勝ちにこだわった武将の想いが見えてきます。
※天気が悪く色被りしてますがすみません。
「北腰曲輪」から「軍配の鬼瓦」を狙う
「軍配の鬼瓦」は大天守の北側「北腰曲輪」と呼ばれるエリアの西端にある、
「イの渡櫓」の上にあります。
登閣ルート上の「ほの門」を潜った「油壁/姥が石」が見られるエリアです。
※写真、左端が「イの渡櫓」
「イの渡櫓」を見ています。
左にチラリと見える降棟に取り付けられている鬼瓦が「軍配の鬼瓦」になります。
少し下がればこのように見えます。
よく見えるアングルは「イの渡櫓」の隣り「ロの渡櫓」の壁際まで行き、
そこから「イの渡櫓」を見上げます。
ほぼ正面で「軍配の鬼瓦」を見ることができます。
「ロの渡櫓(国宝)」から「軍配の鬼瓦」を狙う
大天守内覧時の降閣ルート(帰り)の途中には、
「イの渡櫓(国宝)」「東小天守」「ロの渡櫓(国宝)」「乾小天守」・・・と通りますが、
途中の「ロの渡櫓(国宝)」の北側の窓から見下ろすと「イの渡櫓」が見えます。
ズームで寄ってみれば「軍配の鬼瓦」も綺麗に撮る事ができます。
が、「北腰曲輪」から見上げた方が正面で綺麗かもしれませんね。
「軍配の鬼瓦」はだいぶ痛みが激しいのか、剥がれた後が目立っています。
次の修復では新しい鬼瓦に置き換わってしまうことも予想されますので、
今の状態を見ておくなら早め早めがオススメです。
尚、この「イの渡櫓」には様々な鬼瓦を見ることができますので、
登閣の際には「ふーん」と軽く見ておくと、話しのネタくらいにはなるかもしれません。
その他の姫路城内でみられる鬼瓦
姫路城内の鬼瓦には特徴的なデザインが何種類かありますが、
気になるようでしたら以下のデザインの鬼瓦も探してみると面白いかもしれません。
当サイト内のコンテンツの引用・出典の明記なきものは、
すべて管理人ミトンが著作権を保持するオリジナルコンテンツです。
当サイトでご紹介しております写真につきましては著作権の放棄は致しません。
尚、サイト内コンテンツを引用される際にはご連絡は不要です。
ただし、出典元として当サイト(個別記事)へのリンクをお願いいたします。
申し訳ございませんが、無断転載、複製をお断りさせて頂いております。
なお、サイト内で公開させて頂いております写真元データは、5MB程のサイズがございます。
Web上で公開の写真は0.5MB程度に解像度等を落としておりますので、
別媒体でご利用をご検討の場合には元データの方が比較的綺麗です。
写真データ等の引用などをご検討でしたら、下記Twitterからまずご連絡をお願いします。
ロゴのない画像の提供等を検討させて頂き、ご連絡申し上げます。
写真等の利用目的など検討の結果、ご意向に添えない場合もございます。
データの提供をお約束するものではありません。
コンテンツを有益であると感じていただけましたら非常に光栄です。
ありがとうございます。
運営者はSNS等で個人名等の公開は行わないポリシーで運営しております。
直接のご連絡・取材時などには個人名・屋号でご連絡を差し上げる場合もございますが、
個人名・屋号等をインターネット上で公開されることはご遠慮願います。
公開日: