姫路城「祝賀 夜桜会」開催で幻想的な西の丸と姫路城の競演!
2015/04/07
姫路城では昨日(2015/04/03)から、12日まで「祝賀 夜桜会」が開催されています。
「祝賀 夜桜会」では普段は17時以降入城することができない、
西の丸庭園を無料開放し、桜のライトアップや各種イベントが行われます。
さっそく「祝賀 夜桜会」に行ってまいりましたので、
ライトアップされた桜と姫路城をご紹介します。
※当サイトではイベントについては触れません。
概要(見出し)
姫路城「夜桜会」開催で幻想的な西の丸と姫路城の競演!
「祝賀 夜桜会」の開催は2015/04/03からの開催ですが、
天気予報の通り、4/3の午後はほとんど雨の一日となりました。
尚、以下写真の時間帯は順不同となっています。
時間帯が様々入れ替わりますが、話の流れに合わせています。
「祝賀 夜桜会」の始まり
そんな中「祝賀 夜桜会」の時間は雨が止み、
しっとりとした艶やかな夕暮れから始まりました。
普段は見慣れた「三の丸広場」の西側も華やかに照らされています。
(スローシャッターで人物を消してます)
いつもなら17時以降は固く閉ざされて、
入城することができない入城口に灯りがともっています。
入口には「祝賀 夜桜会」のパネルが掲示されています。
尚、イベントは「花あかりコンサート」として、その日ごとに変わります。
(イベントを追うと、全イベントのレビューをする羽目になるため割愛)
入城口を入ると、着物美女のお出迎えです。
一緒にお写真どうですか?と案内の方がおっしゃっておられました。
外国からの旅行客にはありがたいサービスです。
「お・も・て・な・し」ですね。
今日も中国の方は多かったですが、
こうしたサービスが好きなのはどちらかと言えば、欧米かな。
ちなみに、三の丸から城内を見渡すと、
西の丸がやけに楽しそうな雰囲気を醸し出しています。
パッと見は、パンクなライブ会場w
一見の価値あり菱の門
個人的に一番得した気分になったのが入城口を入って最初の菱の門です。
天守じゃないのかよ?!って思うと思いますが、
これが美しい。
ライトアップされた菱の門なんて、そうそう見れるものではありません。
また上から枝垂れた桜がまたいい雰囲気を出してくれます。
(何とか最後の最後まで粘って、人のいない菱の門を撮影しました)
桜を多く入れても花びらから透けて漏れる光が美しく幻想的。
個人的にはもう、このライトアップで満足してしまってましたが、
これからが本番です。
三国堀前からの姫路城
三国堀は昼間には青空と姫路城が美しいスポットです。
撮影の定番です。
昼はこんな雰囲気です。
まずは夕景で撮影しています。
これは、少し明るいうちの夕方のライトアップ点灯後すぐです。
暗くなる前がオススメ。
実は夜景まで引っ張ると、
照明が少し弱く姫路城のライトアップが強すぎて、
桜が暗くなってしまいます(フラッシュを併用すれば可)
頑張ってこんな感じです。
南門跡の坂から西の丸へ
いつもは何気ない坂で南門跡、武者溜りがあるだけのゆるい階段です。
脇にある土塀もライトアップされて、幻想的な雰囲気で盛り上げています。
西の丸から夕暮れにライトアップされた姫路城を見上げています。
※西の丸北門跡付近より
このアングルのライトアップされた姿はそうそう撮れませんから貴重です。
ではいよいよ桜との競演です。
化粧櫓の前から姫路城と桜です。実に幻想的な絵になります。
おいおい、ライトアップの夜景撮影だからって、
Photoshopでコネコネしすぎだろ・・・そう思いますよね。
自分も他の方の夜景を見ていて、いつも「やりすぎ」って思ってました。
でも、この手のライトアップでは普通の色はまず出ません。
照らしているのが単色系の蛍光灯でも水銀灯でもないですから。
複数の色を個々に調整して出す(結果白色に近いが)ライトアップ用の照明です。
設定によって、青や紫や橙のような色合いでそれぞれ発色しています。
まず、普通に撮影していても「桜=桃色」には撮れません。
以後の写真もほぼ撮ったまま、あまり補正をかけていません。
ぶっちゃけ、誰でもこんな感じの撮影になるはずです。
私は素人レベルです。
フラッシュを併用するとフラッシュの当たったところは、
桃色の花びらに近くなります。併用すると綺麗です。
日もすっかり落ちて暗闇に浮かんだ「姫路城@西の丸アングル」です。
いつもは明るい時にだけ見ている角度なので、ちょっと新鮮です。
ライトアップの照明が周りに当たると、
化粧櫓でさえ、この雰囲気に仕上がっています。
(スローシャッターにするのを忘れ、雨粒が映ってしまいました)
ヨの渡櫓方向を見ていますが、
鮮やかにライトアップされた桜が眼を奪います。
西の丸全体を見渡しても様々な色合いで光り輝いています。
(いや、本当に色はいじってないから・・・嘘っぽいだろうけど)
桜から姫路城を覗いてみます。
桜の間から姫路城が見えるアングルを探すのも、
こうした撮影の楽しみです。
青系の光に包まれた姫路城です。
大波に包まれた姫路城のようにも見えてきます。
西の丸には枝垂れた桜(?)があります。
情熱的に照らされ、ワの櫓とのコントラストが綺麗です。
2色のライトアップを左右にまとって大天守をおさめるのも幻想的です。
桜と土塀に囲まれた姫路城です。
遠くにまばゆく輝く姫路城が圧倒的な存在感を放っています。
西の丸は雨上がりの天気にもかかわらず、
多くの人で賑わっていました。
シルエットがライトアップされた桜に浮かんで綺麗です。
西の丸の南側からライトアップされた姫路城を見ています。
乾小天守(左)がしっかりと見えるアングルは西の丸らしさ。
西の丸から帰る際にも見上げた姫路城が綺麗に見えます。
姫路城「祝賀 夜桜会」は行くべきイベント
最初はこういうサイトの運営をしていなければ、
わざわざ行くことないと思っていました。
でも、これは行くべき。
入れる場所は西の丸だけですが、この幻想的な空間体験が無料開放。
普段は見ることができない西の丸からの夜の姫路城と、
独特な雰囲気でライトアップされた桜は、一見の価値あり。
ただ、4/3の夜の風雨で多少桜は散ってしまっている部分は否めません。
でも、土日ならまだなんとか大丈夫ではないかと思います。
(期待込み、無保証、無担保、無責任・・・桜は全く読めませんっ)
イベントで行われている音楽も西の丸に響いています。
離れたところからも懐かしい音楽が聴こえてきたりします。
素敵な音楽と幻想的な雰囲気に包まれるのは、
とても特別な時間になります。
まぁ、できれば、恋人や大切な方と行かれる方がいい。
一人でも十分楽しめますが、
やっぱこの雰囲気はカップルというかアベックというか、
そういう気分を盛り上げてくれる感じがしますね。
尚、西の丸公園内では「三脚禁止」とのアナウンスが流れていました。
夜景撮影で三脚禁止という拷問。
一眼で撮影する際は、息を止めて手振れを我慢するしかないですねw
結構、疲れましたよ。
「祝賀 夜桜会」については以下で紹介されています。
18:00~21:00 ですが、「※入場は20:30まで」に注意。
昨日も21時前に何人も来場していました。
(せっかく来ていただいたのに申し訳ございません。と)
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