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大天守最上階(6階)窓に設置されている格子のサイズ(幅・角)はどのくらいですか?

姫路城の大天守最上階(6階)の東西南北すべての窓には、
落下物で文化財を壊さないように「窓から手や物を出せないように」格子が設置されています。
この格子は2016年頃に現在の金網に変更されていますが、
一眼レフなどで撮影される際には格子が邪魔して撮影に苦労します。
ここでは天守最上階から撮影する際にヒントになる格子のサイズをご紹介します。

 

大天守最上階(6階)窓に設置されている格子のサイズはどのくらいですか?

この記事はおそらくはほとんど読まれることはないと覚悟しています。

でも、写真撮影に賭けている人にとっては、
この格子のサイズは実は結構重要で、後からは変更できない(レンズサイズ)為、
事前に知っておきたい情報だと思います。

そんなマニアックなあなたに、ご紹介しておきます。

姫路城の大天守最上階の窓は、グランドオープン以降、
少しずつ制約が厳しくなってきて、現在は以下のようになっています。

 

格子のサイズはおよそ36mm(3.6cm)前後

最初に結論を申し上げておきます。
格子のサイズは、およそ36mm角(3.6cm)程度になっています。

その為、φ58mm、φ62mmなどの一眼レフレンズでは、
到底36mm幅は避けきれません。

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格子およそのサイズ・姫路城大天守最上階窓

 

2017/12/28追記
ちゃんとしたスケールで測ってきたものが以下になります。参考まで追加しておきます。
38mm弱と言っても大丈夫そうですが、余裕をみて36mmとしています。形状は正方形の格子になります。

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格子サイズ採寸・姫路城大天守最上階窓

 

大天守から綺麗な眺望の撮影を行うには、やはり36mmを避けることができる
小口径レンズを持ったカメラを別に持参して、

一眼レフ撮影はちょっとだけ我慢した方がいいと言えると思います。

一般的にスマホなどのカメラであれば十分に撮影可能ですので、
スマホの画質で問題がなければ、そのままで構いません。

ですけど、やっぱり綺麗に撮りたいですよね。。。

 

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観覧マナーの悪さから徐々にバージョンアップされてきました

姫路城の大天守最上階の格子って何?という方の為に、これまでの経緯をご紹介しておきます。

 

グランドオープン直前の天守6階窓

グラウンドオープン直前・直後の頃の大天守6階の窓です。
昔からの鉄格子は設置されているものの、鉄格子の幅は腕よりも十分に広く開口されていました。

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2015/03/24時点の窓格子・姫路城大天守最上階窓

 

その為、一眼レフの一般的なレンズサイズ(φ58で撮影)であれば、
格子にレンズのみを挿入して、撮影することができました。

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2015/03/24時点の眺望・姫路城大天守最上階窓

 

しかし、これ「スマホを持って手を出して撮影できるよな・・・」と思っていました。

当然、スマホを落とせば取る事はできません。
また、瓦や漆喰に傷をつける可能性もあります。

もっと言えば、下まで落下していった場合、人に当たれば大きな事故になります。

そこで対策が打たれたのが次の状態です。

グランドオープン半年後の天守6階窓

グランドオープンから半年程度が経った夏にはこのようなビニール製のネットが施工されました。

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2015/08/27時点の窓格子・姫路城大天守最上階窓

 

これによって、窓からの見え方はこのようになってしまいました。

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2015/08/27時点の窓格子拡大・姫路城大天守最上階窓

 

では一眼レフで同じように窓のネットに寄って撮影してみます。
レンズとネットの位置によっては、格子が若干写りこむ場合がありました。

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2015/08/27時点の眺望・姫路城大天守最上階窓

 

それでも、格子の中央とレンズ中心を合わせると、
なんとか綺麗に撮影することができたのがこの頃です。

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2015/08/27時点の格子を避けた眺望・姫路城大天守最上階窓

 

しかし、このネットは眺望を確保してくれるという配慮があったのだと思いますが、
やはり観光客を相手にしては強度的に不足している結果になりました。

すぐに、押し当てて切ってしまう観光客が出てきたようでこの有様でした。

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2016年3月の大天守6階窓の格子グリット

 

グランドオープン1年半年後の天守6階窓

グランドオープンから1年半が過ぎた頃には以下のようになっていました。
※正確な施工時期は不明、私が気づいたのがこの頃です。

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2016/07/10時点の窓格子・姫路城大天守最上階窓

 

完全に鉄格子状態にアップデートされてしまいました。
強度が足りなかった為、こうなってしまうのは容易に想像ができました。

非常に残念な結果です。

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2016/07/10時点の窓格子拡大・姫路城大天守最上階窓

 

この頃から、現在に至るまで天守6階からの眺望はこのように見えるようになりました。
一眼レフで寄って撮影するとこのようになります。

ここまで格子が狭く、強く作られてしまうと、
撮影方法ではもうどうにもならないという状況です。

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2016/07/10時点の眺望・姫路城大天守最上階窓

 

口径の小さなレンズなら撮影可能

それでも、最初に申し上げた格子のサイズを下回るレンズサイズのカメラで、
撮影をすることで眺望は十分に美しく撮影する事ができます。

誰でも使える口径の小さなレンズのカメラと言えばスマホのカメラです。

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2016/07/10時点の眺望(iPhone)・姫路城大天守最上階窓

 

縦配置で撮影しても綺麗に撮影することができます。

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2016/07/10時点の眺望縦(iPhone)・姫路城大天守最上階窓

 

このようにして、徐々に厳しくなってしまった天守6階の眺望撮影ですが、
お手持ちのカメラのレンズの大きさを事前に定規で測り、

物理的にφ36mm以下のレンズ口径であれば、概ね眺望は綺麗に撮影することが出来るはずです。

コンパクトデジカメなどのレンズであれば、
なんとか格子の間からの撮影ができるものと思われます。

このくらいのレンズサイズなら何とか格子を避けることが出来るんじゃないかと思われます。
※実際に検証はしていませんのでご注意ください。
※私にはコンデジにしてはちょっと高くて手がでませんので検証できません。

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4/20追記
実際に撮影されている方の撮影例の写真が見つかりましたのでご紹介しておきます。
このようにレンズの小さなカメラを使用されると便利です。

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実際の撮影例・姫路城大天守最上階窓

 

SNSにUPするならやっぱりスマホがいい!という場合には、
スマホでキレイな写真が撮れるこうしたレンズカメラを利用するのもいいと思います。
※レンズサイズは実測していませんが、おそらくは大丈夫と思われます。

SONY デジタルカメラ Cyber-shot レンズスタイルカメラ QX30 光学30倍 DSC-QX30

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公開日:
最終更新日:2017/12/28

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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