姫路観光の見所・ポイントを徹底的に解説しています。姫路城だけでなく姫路に来た際に役に立つ周辺情報もご紹介しています。

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四階(大天守)

姫路城の4階は、壁の四方に「石打棚」が設けられ、
石打棚の下には内室を備えた構造になっています。

南北面には2つの千鳥破風、東西面には大千鳥破風が、
下階の屋根に架けられており、4階壁面にまで迫り出していることから、
必然的に窓が高くなる構造になっています。

 

四階(大天守)

大天守の4階は姫路城の南面から見た場合、
およそ以下のような位置にあたります。

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大天守(南面・階層割4階)

 

大天守の4階に登ると中程に案内板が設置されています。

姫路城は適宜ルートが変更されますので現地のご指示に従ってください。

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姫路城大天守(4階)配置図



※矢印は順路を示します。
→(青)」は行き(登り・登閣)を示します。
→(赤)」は帰り(下り・降閣)を示します。
大天守内のルートは予告なく随時変更される場合があります。
内覧時に変更されていた場合には Twitter からご連絡頂けますと幸いです。

 

案内板

案内板には見どころが紹介されています。

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姫路城大天守(4階)案内板

案内板に表示されているQRコードを読み取ると、
スマホでそのフロアの見どころなどの紹介を確認することができます。

石打棚

監視や射撃などを目的とした台で、兵が登って応戦するための台です。

この石打棚は姫路城の築城時に窓の位置が予想より高くなってしまったことから、
後付けで取り付けられたとも言われています。

この石打棚に兵が登り敵に構えている際に、
射撃の指揮をする者が外を見て指揮する場所がなかったりと、
不便さが感じられる為に、このように言われているようです。

石打棚

4階は大千鳥破風があるため、窓の位置が高くなってしまっています。棚を設けて、監視や射撃のため窓を使えるようにしています。

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石打棚・案内板詳細

石打棚については以下でご紹介しています。

 

石打棚はARアプリに対応しています。
行きの順路途中でこのARアプリの案内板を利用することができます。

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石打棚AR案内板と石打棚

登閣の順番の列ができている場合には、階段から階段まで列がつながっていて、
一旦、列から離れてこのARマーカーを読み込む必要があります。
列に戻る際には割り込む形になりますので、
一礼して入れてもらうようにするといいでしょう。

 

石打棚のAR案内板です。

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石打棚AR案内板

姫路城内のARマーカーの全種類は以下で確認できます。

 

高窓(煙出し)

高窓(煙出し)はそのまま、排煙用の窓です。
姫路城では大天守だけでなく櫓や渡り櫓などにも、
こうした多くの排煙用の窓が設けられています。

高い位置に窓がある場合は、排煙用であると言えます。

高窓(煙出し)

籠城の際に射撃すると、室内に硝煙が充満します。それを排出するための高窓です。

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高窓・案内板詳細

 

高窓の案内板も高い位置に取り付けられているため、
上を見上げないと案内板には気づきません。

案内板のすぐ左にあるのが高窓です。

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高窓の配置

 

高窓の詳細については以下でご紹介しています。

 

内室

内室は籠城時の食料や武具などが収められていたとされています。

内室

大千鳥破風の内部や軒裏の空間を内室といい、収納スペースになっていました。

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内室・案内板詳細

 

石打棚の下に内室の扉があります。

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石打棚下の内室扉

 

複数の扉が設けられています。
攻撃する兵に対して縄や玉などを出しては渡し、出しては渡し、
そんな風にサポートする人が後ろに居たようなイメージが膨らみます。

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複数の扉が設けられている内室

 

扉はかなり小さいため、中に入ることは想定していないのでしょうか。
石打棚の奥行き分のクローゼットのようなイメージかと思われます。

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内室扉詳細

 

破風の間

大天守の4階には南北で4つの千鳥破風が設けられています。
この千鳥破風部分は破風の間になっており、
ここからも攻撃などが行えるようになっています。

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比翼千鳥破風内部

※左右に見えている階段は石打棚に上がるための階段です。
結構、カツカツの設計です。

「破風の間」の詳細については以下でご紹介しています。

 

この破風の間部分を外から見てみると、
イメージがつかみやすいかもしれません。

千鳥破風が2つある間に、少し高い位置に石打棚からの窓が開いています。
さらに高い位置には小さな高窓が開けられています。

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4階位置と千鳥破風の関係(南面)

 

東面を見てみると、非常に大きな千鳥破風が4階部分にまでせり出しています。
千鳥破風を避けた位置に石打棚の窓、そして上部に高窓があります。

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4階位置と大千鳥破風の関係(東面)

 

4階からの風景

4階まで上がってくると、風景もそれなりの高さになってきます。
千鳥破風内の窓から覗くことができます。

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4階からの見晴

 

上の階へは以下から行けます。

下の階へは以下から行けます。

なお、大天守の全体については、以下でご紹介しています。

 


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公開日:
最終更新日:2019/02/02

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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