二重扉(にじゅうとびら)
二重扉は公式な文言ではなく単に二重の扉を示しています。
大天守内に入る扉のすべてが厳重な二重の扉が設けられ、
どの扉も鉄板などで補強され重厚な作りになっています。
二重扉
大天守内へ出入りするための扉は4カ所あります。
それぞれの扉が鉄板で覆われるなど厳重なものになっています。
地階出入り口(地階)
地階出入り口は現在の降閣口になっている場所です。
なんとなく通過してしまいがちですが、
非常に重厚かつ美しい扉が設けられています。
大天守側は全面鉄板張りの重厚な造りになっています。
同じ扉を外から見ると、全面が漆喰塗りの美しい扉になっています。
扉の厚みが非常に厚いのが見て取れます。
また内側の扉を閉めた場合も、
開けられている潜り戸を利用して内扉を開放することなく、
出入りできることが分かります。
このように姫路城大天守の出入りに利用される扉は、
こうした2枚扉によって厳重に守られています。
台所櫓出入り口(地階)
大天守の地階の「流し」横には中庭横の台所櫓へ出入りする扉があります。
扉の外側を見ることはできませんが、
こうした付随する櫓などの出入り口も厳重な扉で守られています。
大天守の地下1階については以下でご紹介しています。
二の渡櫓(天守)出入り口(1階)
大天守に登閣する際には、
「ハの渡櫓」⇒「乾小天守」⇒「ロの渡櫓」⇒
⇒ 「東小天守」⇒ 「イの渡櫓」⇒ 「大天守」の順路ですが、
「イの渡櫓」⇒ 「大天守」の部分にも厳重な扉が設けられています。
大天守内部から扉を見ると、地階同様に全面が鉄で覆われ、
両開きの大扉が設けられています。
大天守の外側から扉を見ると、
外側は全面漆喰塗りの白色が鮮やかな美しい扉になっています。
イの渡櫓(天守)出入り口(1階)
あまり意識してみる場所ではありませんが、
大天守1階の西側には、二の渡櫓を通って西小天守へ抜ける扉があります。
この扉も開けてみることはできませんので、
大天守側しか見る事はできませんが、全面が鉄で覆われた厳重な造りです。
潜り戸付きの鉄扉が開いています。
大天守の1階については以下でご紹介しています。
大天守の堅牢な守りの砦ともいえる扉も、
非常に厳重で用心深い構造になっていることも、
難攻不落の城としての重要な機能を果たしていることが分かります。
その他の用語集は以下で確認できます。
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公開日:
最終更新日:2015/05/27