⑦景福寺公園・世界遺産姫路城十景

「世界遺産姫路城十景」に登録されているスポットに「⑦景福寺公園」があります。
このスポットは姫路城から近く歩いて行くことができるスポットで、
かつ少し高台から姫路城を望めるスポットです。

世界遺産姫路城十景⑦景福寺公園

公園とは言っても高台は人気がなく女性一人ではちょっと不安です。

大丈夫とは思いますが、なるべく複数人で行かれるといいでしょう。
なお、朝夕は高台や階段などに街灯がありません。
真っ暗ですので、懐中電灯は必須になります。

姫路城十景の公募が行われた際の広報ひめじでは以下のように紹介されています。

景福寺公園

展望広場東端からは、好古園越しに広がる西の丸と天守群の雄大な姿が

引用：世界遺産姫路城十景とは（広報ひめじ95年1月号）(PDF形式; 5030KB)
2018/3/3訂正：PDFのURL変更に伴って以下でご確認ください。
(引用) 世界遺産姫路城十景とは（広報ひめじ95年1月号）(PDF形式; 5030KB)
(アーカイブ) 世界遺産姫路城十景とは（広報ひめじ95年1月号）(PDF形式; 5030KB)

広報ひめじに書かれている通り、
このスポットは大天守、西小天守と西の丸の櫓群が見渡せます。

場所

場所は姫路城の南西に位置して、
大手門の前の道を西に向かって歩き、
好古園前を抜けた交差点(市之橋)に「市の橋門跡」があります。

交差点(市之橋)で道を南側に渡り、さらに西に進むと眼鏡屋さんがあります。

この眼鏡屋の脇の道を入ります。

景福寺公園入口交差点

※写真では車内から撮影していますが、駐車場はありません。
徒歩で行く必要があります。

道を入ると少し坂になっていて目の前が景福寺公園入口です。

景福寺公園入口

景福寺公園に入ると、案内板があります。
この案内板の中央部分の展望広場が目指すポイントです。

景福寺公園案内

案内板から右に進むと、すぐに階段への案内があります。
この階段を登っていきます。

もし、ベビーカーや車いすの場合は、そのままお花見広場の方へ進むと、
すべてスロープで展望広場に出られます。
※ただ、急な部分があるので、介助者に押してもらう必要があります。
※季節によってはドングリが落ちており、斜面で足を取られます。ご注意を。

展望広場案内

直線距離では大天守まで、約733mあります。
標高は約34.1mです。

この近さで、このような高台は珍しく貴重です。

石碑

景福寺公園にも「世界遺産姫路城十景・石碑」があります。

展望広場遠景

若干傷んでいますが、部分的には読めます。
碑には以下のように書かれています。

姫路城十景石碑

景福寺公園

景福寺公園は平成６年３・日に・・・園として一部供用を開始し歴史的に・・・山にあります。景福寺山は播磨風土・・・である「船丘」がこの山である・・・す。
その後西岸寺山・孝顕寺山・嵐山・・・などと呼ばれてきましたが、山下の寺が景福寺となってから今のように呼ぶようになりました。

撮影イメージ

男山配水池公園（山頂）からの撮影は開けていますが、
直下に建物がありますので、少し上向きのアングルで撮影するといいでしょう。

姫路市のサイトでは公園から木の間をぬって撮影しています。

 

姫路城十景・景福寺公園（出典：姫路市）

出典：姫路市｜世界遺産姫路城十景

公園に登ると、手前の白い建物が若干遮りますが、
それでも場所をうまく移動し寄ったアングルをであれば十分に姫路城を収めることができます。

記念撮影ではこの白い建物の前に人が立って遮れば、
綺麗に写すことができると思います。

姫路城撮影（遠景）

寄って撮影すると、西の丸の櫓群が見渡せ、
その背後に西小天守、乾小天守、大天守と圧巻の眺望が楽しめます。

姫路城撮影(全景ズーム)

姫路城に寄ってみると、西面を美しく立体的に見ることができます。

姫路城撮影(ズーム)

なお、西面なので夕方頃には光が西から当たって綺麗に撮影できると思います。

2015/04/07追記

青の姫路城十景を追加しました。

2015/05/19追記
夜景の姫路城十景を追加しました。

2016/09/21追記
オレンジライトアップの姫路城を追加しました。

DATA

※標高、緯度、経度情報は、地理院地図によるおよそのポイントから算出。
※直線距離はGoogleMap上にてポイントと大天守中央を結ぶおよその距離で算出。