桐の一門〈消失〉(きりのいちもん)
桐の一門は姫路城の大手口の城門の一つで、
明治時代に取り壊されて現存していない城門です。
「桐の二門」は別名「桐の外門」と呼ばれ、
「桜門」「桐の二門」の3つの城門で二重の枡形を形成する、
城内で最も格調高く厳重な城門の一つでした。
桐の一門〈消失〉(きりのいちもん)
現在、「桐の一門」は消失してみることはできませんが、
現在の桜門橋前の案内板の「播州姫路城図」に書かれています。
また姫路城内の菱の門前(有料観覧エリア内)にある、
世界遺産姫路城の「案内板絵図」にも「桐の一門」の存在が書かれています。
今はもう存在しておらず、「大手門」だけが存在しています。
しかし、大手門は昭和13(1938)年に建てられたものです。
当初の面影を感じることは難しくなっていますが、
この大手門も非常に精巧に作られており建造は 86 年前 となっています。
じっくり見てみると現在の大手門も十分に立派なものであることがわかります。
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