門番所(もんばんしょ)
姫路城の「門番所(もんばんしょ)」は入城口を入ってすぐにある、
「菱の門」の内側にあります。
普段は菱の門の扉が閉じられており、脇にある「潜戸」から出入りをします。
潜戸をくぐってすぐの左(西側)には監視の為の門番所が設けられています。
門番所(もんばんしょ)
あまりこれまでは触れることがなかった「門番所」に関しての看板も、
グランドオープン以降、菱の門をくぐった内部に設置されています。
菱の門は単なる門としての役割だけでなく、
番所や馬見どころとしての役割も持った桃山時代の優雅さを残した門です。
門番所は菱の門の潜戸の内側部分に設けられています。
菱の門を内側から見ると、潜戸の脇に小部屋があるのが分かります。
菱の門ではその番所の存在を示す看板が追加されています。
菱の門の大きな門扉の左手(西側)には潜戸がついています。ふつうはこの戸から出入りするので、戸の左側に番所があって、適宜門番が監視しました。日常的には門扉を開けて人が出入りすることはありませんが、城主が天守に登るような時には開放します。城主はこの門で駕籠などの乗物から降りて、あとは徒歩となりました。そういう場合にはこの門の出入りを厳重にして、姫山を警備する必要がありました。
菱の門を潜った時には、目の前に広がる三国堀の雄大さと、
空をバックに白く輝く連立式天守群に目が行きがちですが、
この優美で華麗な菱の門が防御の要として、
番所の機能も有した櫓門であるという事も見ていくと、
美しさと強固さを兼ね備えた、素晴らしい櫓門であることが感じられます。
菱の門の詳細については以下でご紹介しています。
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