宝篋印塔(国指定重要文化財)〔広峯神社〕
姫路城周辺で見ることができる宝篋印塔の代表的なものとして、
廣峯神社(広峯神社)の宝篋印塔があります。国指定重要文化財に指定されています。
城内石垣に転用され消失してしまうことも多い宝篋印塔が現存し、
今も遺されている為、転用される前の宝篋印塔のイメージをつかむには、
実際に現物を見に行くといいでしょう。
概要(見出し)
廣峯神社(兵庫県姫路市)
廣峯神社にも宝篋印塔が遺されています。
こちらは「国指定重要文化財」に指定されています。
廣峯神社の場所は以下になります。
境内の階段脇にひっそりと立っています。
案内板には以下のように書かれています。
宝篋印塔(国指定重要文化財)
高さ二二四センチメートル、複弁の反花を刻んだ基壇の上に置かれ、基礎の上端は2段式で各面に輪郭付き格狭間が彫られている。塔身の四面には線刻の月輪内に胎蔵界四仏の種子を刻んでいる。笠は下二段、上六段で隅飾り突起はほぼ垂直で、内に二弧の輪郭をまいている。無銘であるが様式上から室町時代初期の作品と考えられている。
この宝篋印塔は広峯神社の背後、俗称「吉備ッ様」と称している地に埋没していたものを現在地に移した。宝珠の一部を欠くが、その他はよくそろい姫路市内の宝篋印塔のうち最もすぐれたものとして貴重な遺品である。昭和二十八年八月、国の重要文化財に指定された。
姫路市教育委員会
植え込み内に立ち入ってみることはできませんので、
寄ってみることができませんが、非常に状態も綺麗に残っています。
こうした基礎の部分が石垣に転用されていると今は残っていないことになりますので、
現存していることはとても貴重なことのように思います。
文化財登録情報
文化財指定が行われていますので、文化庁のサイトでもデータを確認する事ができます。
(兵庫県の宝篋印塔)兵庫県 宝篋印塔の検索結果 文化遺産オンライン
同様に「国指定重要文化財等データベース|文化庁」でも、
データを見ることができます。
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