埋木(うめき)
姫路城大天守内には木の節跡を隠すなどの為に、
様々な形の木片を木に埋め込んだ跡を見かけることができます。
そうした跡のことは「埋木(うめき)」と呼ばれています。
埋木(うめき)
姫路城大天守内の「埋木」は大天守6階で探すと見つけやすく、
色々な形を見つけることができます。
大天守の6階へ上がるには西側の昇り階段から上がります。
階段を上がってすぐの北西角から長押を見上げるとすぐに、
ひょうたん型をした埋木を見つけることができます。
※なお、この位置は次々に昇ってくる人の邪魔にならないように、
混雑する時間帯を避けて内覧されるようご注意ください。
ちょうどひょうたんを逆さまにしたような形の、
埋木が埋め込まれています。
埋木の周りの木目を見てみると、
埋木を避けるような曲線を描いているのが見えます。
ここにちょうど、節があったことが読み取れます。
その他大天守の南側や東側などでは、
長押のわかりやすい場所に様々な形の埋木が見られます。
ひょうたん型
涙型
ミ○キーマウス型
星形
こうした節跡を消すための細やかな仕事から、
職人たちが殿の為に、より美しい大天守を造りたいという想いが感じられます。
大天守の最上階から降りる際には、長い待ち行列ができることが多くあります。
そんな待っている間に、少し上を見上げて、
長押の埋木を探してみると、もっと面白い形の埋木が見つかるかもしれません。
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公開日:
最終更新日:2015/05/27