石打棚(いしうちだな)
「石打棚(いしうちだな)」は窓などの開口部から、
城外の敵を攻撃するなどの場合に、上に乗って応戦をする台を言います。
大天守内でも数か所みることができます。
石打棚
監視や射撃などを目的とした台で、兵が登って応戦するための台です。
大天守4階
この石打棚は姫路城の築城時に窓の位置が予想より高くなってしまったことから、
後付けで取り付けられたとも言われています。
この石打棚に兵が登り敵に構えている際に、
射撃の指揮をする者が外を見て指揮する場所がなかったりと、
不便さが感じられる為に、このように言われているようです。
石打棚
4階は大千鳥破風があるため、窓の位置が高くなってしまっています。棚を設けて、監視や射撃のため窓を使えるようにしています。
石打棚には両端の数段の階段から登ります。
多くの兵が一度に乗ると、中程の人は飛び降りるしかなさそうです。
(たぶん箱などを後ろに置いて、乗り降りもしていたんでしょうね)
石打棚の天面は滑り落ちたりしないように、
枡形の形になっていて、枠で囲まれています。
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公開日:
最終更新日:2015/05/27