ARでタイムスリップしてみよう:「姫路城大発見!」アプリ
「姫路城大発見!」アプリを利用すると、
AR技術を利用した実写とCGを重ね、姫路城の歴史をスマホ上で見ることができます。
ここでは実際に姫路城で「姫路城大発見!」アプリを利用した、
ARの利用方法をご紹介します。
2015/04/07追記
その後混雑緩和を目的として、一部コンテンツの運用が停止しています。
ですが、以下リンク先の各画像を「姫路城大発見!アプリ」で撮影すると、
その場所に行かなくても、ARコンテンツを利用できます。
概要(見出し)
ARでタイムスリップしてみよう
AR*を利用したタイムスリップというか疑似体験は、
そうしたコンテンツが提供されているARポイントか
どうかによって異なってきますが、
このアプリのメインとしては、
こうした現実世界とCGの融合をした表現を目的としていると思います。
ここでは三の丸広場(三の丸御殿)での
「姫路城大発見!」アプリ利用例をご紹介します。
三の丸広場の砂地入口当たりの左側にARポイントの看板が設置されています。
では実際にアプリを起動します。
アプリのメニューが表示されたら[ARスタート]をタップします。
すぐにカメラが起動して画面にカメラ映像が表示されます。
設置されているARポイント看板を読み込むことで、
「三の丸御殿」のARコンテンツを楽しむことができます。
カメラで撮影している感じはこのようになります。
※これは大手門の例です。
ARポイントはマップから確認することができます。
マップの確認方法は以下でご紹介しています。
カメラがARポイントの看板を認識すると、
画面上にCGが合成されて表示されます。
空や天守群は本物が映っています。
このような表示ですがここは三の丸広場です。
歩きながらCGを見たりすると面白いかもしれませんが、
足元は全く見えていないことになります。
ARを楽しむときは周囲に十分に注意してください。
今日の天気と空模様はこんな感じですので、
なんとなく合成されているイメージがつかめるかと思います。
カメラを様々な方向に振ってみます。
左は「御本城」、右は「向屋敷」だということがわかります。
西の丸方向にカメラを向けてみます。
三の丸から西の丸のカの櫓や化粧櫓が見えています。
振り返って大手門方向です。
今はもうなくなっている「桐の二門 桐の一門」が映っています。
※2015/03/19:「桐の一門」へ訂正いたします。
これがCGの面白さですが、
スマホの中では世界遺産碑や大手門が全く隠れています。
このまま歩くと・・・人にぶつかります。
立ち止まって楽しみましょう。
ARモードを終了したり、別の看板を読み込むときには、
右上の[リセット]をタップします。
なんで看板がこんな変な場所にあるのかな・・・と思ったら、
この通りの位置に立たないと、CGの表現が成り立たないんですね。
なるほど。
向屋敷の中でARしちゃっても、すぐ壁!ってなるから、
通りに自分が立った状態にするのが、この看板位置の目的なのですね。
動画の再生とコレクション登録も忘れずに
忘れがちというか、私が忘れたのですが、
画面に表示された[空から見る]などのボタンをタップすると、
三の丸の動画が再生できます。
大手門では宙に浮いて動画の再生が促されましたが、
三の丸ではそうした表示はありませんでした。(2015/03/16現在)
そのため、動画の再生を忘れがちになります。
極力、ボタンはタップして動画の再生を行っておくといいでしょう。
コレクションに登録されませんから・・・。
「三の丸御殿」が未登録に orz…
このようにして場所によって関係のある内容の、
CGや動画の再生が行えるようになっています。
こうしたことをしていると、時間が結構すぎてしまいます。
旅の予定は十分に余裕をもって立てた方が楽しめます。
個人的な意見
もし姫路市の方が見てくれたらなと思い個人的な意見をここに。
CGのクオリティーが・・・
CGがちょっと雑に感じます。(現時点)
せめてテクスチャくらいマッピングして素材感が欲しいかなと。
ご予算の都合もおありだとは思いますが、
やっぱり驚きが感じられないというか、
「ふーん」で終わっちゃいそうな感じがします。
CGは3Dのオブジェクトにグレーのカラーを割り当てただけじゃ、
雰囲気が感じられないし、人物などの点景も欲しいと感じました。
実際ARアプリに融合するのは難しいかもですが、
このくらいのCGならAutoCADで自分でも描けちゃうかなと。
今後のアップデートに期待します!
歩きスマホの注意喚起を!
このARの仕組みは、地面を隠してしまう合成がされることから、
歩きながら使うととっても危険に感じます。
足を取られて転ぶのもそうですが、
小さな子を蹴ったり、転ばせたりしてしまう人も居そうかなと。
アプリを起動した際に注意メッセージを表示した方がいいかなと思いました。
「アプリは立ち止まって使いましょう」
「歩きスマホは危険です」
といった有り触れたものでも、十分だと思うので。
結構アプリの中に視線が入って、
自分がそういえば周りを見てなかったのを今実感しています。
入城待ちの時間を有効に使いたい
あと、現時点ではARポイントに登録されていませんが、
入城口(大手改札)前に今後順番待ちの列ができて、
待ち時間が相当に長くなることが考えられます。
となると、待ち時間に入城口で「姫路城の歴史」とか、
「平成の大改修」とか天空の白鷺で流したような動画を見ながら、
順番待ちができたらいいなと思いますね。
1回見たらもういいという部分はありますが、
そう頻繁に来る人は少数ですし、
待ち時間が有効に使えたらいいと思いませんか?
ぜひ、待ち列の途中にAR看板を設置してほしいなと思います。
動画は過去の資産を使って、
使いまわしをサーバーにUPすれば実現可能かと。
ARにももし対応させるのであれば、
入城口付近と言えば下馬があった辺り(曖昧です)かなと思います。
降りた馬がつながれていたり、
といった雰囲気をCGで再現してもいいような気がします。
どうかご検討を!
「姫路城大発見!」アプリは2015/03/15に公開されたアプリで、
2015/03/16時点ではV1.0の初期版となっています。
そのためグランドオープン(2015/03/27)までには、
仕様変更などが行われる場合もあると想定されます。
本投稿は現時点の仕様に基づいて作成していることをご了承ください。
AR(英: Augmented Reality):拡張現実(拡張現実)とは、人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術、
およびコンピュータにより拡張された現実環境そのものを指す言葉。
カメラ等で映した実写映像に対して、コンピュータグラフィックスなどを重ねて表示し、
バーチャルな空間を表現することなどに利用されます。
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公開日:
最終更新日:2015/04/09