姫路観光の見所・ポイントを徹底的に解説しています。姫路城だけでなく姫路に来た際に役に立つ周辺情報もご紹介しています。

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刻み番付(きざみばんづけ)

番付(ばんつけ・ばんづけ)は建築物の組立前に
それぞれの部材に対して、どこの部分で使うものかを示す文字などを言います。
墨書きされた番付もあれば、刻み番付(きざみ-ばんづけ)のような、
木材に文字を彫って書かれるものもあります。

 

刻み番付(きざみばんづけ)

刻み番付は大天守の5階見ることができます。

大天守の5階は東西には唐破風屋根、
南北には千鳥破風屋根が設けられている構造になっています。

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姫路城大天守(5階)配置図

 

その南北に設けられた千鳥破風の天井(屋根棟木)に対して、
文字が彫られています。

北側千鳥破風棟木(大天守5階)

北側の千鳥破風内部を見上げています。

棟木部分に文字が刻まれているのが見えます。

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北側千鳥破風内部・大天守5階

 

文字を拡大してみると読み取るのは難しいですが、
「六○の○○ち○○○○」のように見えます。

※何が書かれているのかは追って調査しご報告します。

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北側千鳥破風棟木(刻み番付)・大天守5階

 

南側千鳥破風棟木(大天守5階)

南側の千鳥破風内部を見上げています。

棟木部分に文字が刻まれているのが見えます。

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南側千鳥破風内部・大天守5階

 

文字を拡大してみると読み取るのは難しいですが、
「六○め○○ち○○○○」のように見えます。

※何が書かれているのかは追って調査しご報告します。

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南側千鳥破風棟木(刻み番付)・大天守5階

 

「ちどり・・・」と書かれているようにも見えるこの刻み番付から、
築城時の職人さん達がこうした部材を1本、1本組み上げている風景が浮かびます。

そんなことを思い起こしながら大天守を見てみると、
内覧の楽しみが増すことと思います。

大天守5階は以下でご紹介しています。

 


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公開日:
最終更新日:2015/05/27

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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